夏本番を迎え、家族でおでかけを楽しみたい季節になりました。車椅子利用者やその家族も、夏休みの計画を立てている頃ではないでしょうか。
ただ、近年は連日の猛暑や突然の激しい雨も多く、大きな不安要素となっています。
そこで本記事では、暑い日や雨の日にも最適な「屋内で過ごせてバリアフリーなおでかけスポット」を厳選しました。せっかくの休日を全力で楽しむために、ぜひこの記事を参考にしてください。
1.夏の車椅子おでかけは「屋内施設」が正解!猛暑・雨対策のポイント は

以下の記事では、熱中症や雨対策グッズを具体的にご紹介しています。これらのアイテムを導入することで、さらに安心のおでかけが叶います。
2.【テーマパーク】家族全員が主役!屋内エリア充実のスポット

2-1.【東京】サンリオピューロランド
サンリオピューロランドは、東京都多摩市にある4階建ての完全屋内型テーマパークです。天候や気温に左右されず、夏休みなどの暑い時期や雨の日でも、家族で快適に過ごせるのが大きな特徴です。
待機列で長時間待つことが困難な人には、「ハートパス」というものが発行され、対象のアトラクションで各1回に限り、列に並ばず優先的に案内を受けることができます。
また、館内にはエレベーターやバリアフリートイレも設置されており、車椅子での滞在も安心です。
アトラクションによっては段差などがあるものもあるため、公式のバリアフリーガイドを確認してみてください。
2-2.【東京】ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター は、ハリー・ポッター制作の舞台裏を体験できるウォークスルー型の施設です。映画に登場したセットや小道具、クリーチャー、特撮、衣装などを見学できるのが特徴です。
障害者手帳を保持していれば、介助者1名のチケットが無料になりますので、介助が必要だという人も、安心して訪れることができるでしょう。さらに、公式サイトから貸し出し車椅子の事前予約も可能なので、必要な人はこれも活用してください。
参照:バリアフリー |ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター
2-3.【千葉】東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートは、千葉県浦安市舞浜にある、2つのディズニーテーマパークを中心に、ホテルやショッピングモールなどで構成された日本最大級の滞在型複合リゾートです。
列に並ばずアトラクションの順番が待てる「ディスアビリティアクセスサービス」をはじめ、障害のある人へ向けたサービスが充実しています。 詳しくは、以下の記事でもご紹介しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。
2-4.【愛知】レゴランド®・ジャパン・リゾート
レゴランド®・ジャパン・リゾートは、「レゴブロック」をテーマにした体験型のテーマパークで、レゴブロックの世界観に没入できるアトラクションや巨大なジオラマが特徴です。
障害者手帳を所持していれば、16歳以上の付添者1名が無料で入場できます。
また、長時間列に並ぶのが困難な方へは「アシスト・アクセス・パス」というものが発行されます。これを利用することで、列に並ばずに別の場所で待機することができるので、列に並ぶ負担を減らせるでしょう。
参照:【公式】障がいのあるお客様 | レゴランド®・ジャパン・リゾート
2-5.【大阪】ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、世界のエンターテインメントが楽しめるテーマパークです。アトラクション、イベント、レストラン、ショップなど、多種多様な施設が揃っており、車椅子利用者や障害のある人も安心して楽しめるサービスが充実しています。
詳しくは、以下の記事でご紹介しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。
3.【博物館・美術館】感性を磨く!バリアフリーな芸術・文化スポット

3-1.【石川】金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館は、「スイミング・プール」が 代表作の現代アート美術館です。誰もがいつでも立ち寄れる「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトにしており、交流ゾーンなど、一部無料で楽しめるエリアもあります。
車椅子・ベビーカーの貸し出しも行っているほか、 館内2カ所にバリアフリートイレも設置されています。エレベーターや身障者用駐車場も用意されていますから、車椅子利用者も安心して楽しめます。
3-2.【京都】京都国際マンガミュージアム
京都国際マンガミュージアムは、京都市中京区にある元龍池小学校の校舎を再利用した施設で、マンガの収集・保管・展示や、マンガ文化に関する調査研究を行うミュージアムです。壁一面に広がる「マンガの壁」から、好きなマンガを手に取って読むことができるのが魅力です。
障害者手帳を所持していれば、本人および介護者1名の入館料が無料です。出入口にはスロープが設置されており、館内にはエレベーターもあるため、車椅子でもスムーズに移動できます。
3-3.【徳島】大塚国際美術館
徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、世界26カ国の西洋名画を陶板(とうばん)で原寸大に再現した美術館です。夏の猛暑や雨の日でも、空調の効いた広大な屋内展示室でゆっくりと有名な作品の陶板をじっくり鑑賞することができます。
正面玄関は、長さ41mのエスカレーターを上がる形で、エレベーターがありません。車椅子や歩行器を利用する人は、係員などへ伝えて裏口のエレベーターを使わせてもらいましょう。人気で込み合うことも多いので、来館が決まったら事前に連絡しておくと安心です。
展示室がある地下3階から地上2階まではエレベーターが設置されており、車椅子利用者でも快適に移動することが可能です。各階にバリアフリートイレもあるので車椅子利用者も快適に過ごせるでしょう。
参照:お子様連れ・おからだの不自由なお客様へ|大塚国際美術館
3-4.【福岡】北九州市立いのちのたび博物館
北九州市立自然史・歴史博物館【いのちのたび博物館】は、「生命の旅の物語」をコンセプトに、地球誕生から現代までの自然史と、北九州の歴史を壮大なスケールで展示している施設です。約8,000点もの動植物標本や化石、歴史資料などが、広大な館内に展示されています。
館内の見学ルートには、スロープやエレベーターが完備されており、車椅子のまま全てのフロアをスムーズに行き来できます。さらに、駐車場には横幅3m50cmの車椅子使用者用スペースがあり、車での来館もスムーズです。
3-5.【長崎】長崎県美術館
長崎県美術館は、「運河と並木道に囲まれた、光あふれる屋内スポット」がコンセプトの美術館です。エントランスに入ると高さ約12mの吹き抜けロビーが広がり、三方が全面ガラス張りで、明るく開放的な空間が広がっています。長崎港を一望できる屋上庭園もあり、天気が良ければ美しい絶景が楽しめます。
館内はバリアフリー設計で段差がなく、車椅子対応のエレベーターやスロープが完備されています。玄関のすぐ横に3台分のバリアフリー駐車場もあるので、車での訪問も安心です。
手動・電動の両方の車椅子の貸出があるほか、オストメイト対応のバリアフリートイレもあります。
参照:【バリアフリー】長崎県美術館 |長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」
4.【絶景】最高の癒し!バリアフリーな”“映え”スポット
4-1.【東京】東京スカイツリー

展望台内を含む館内各所には、車椅子利用者やオストメイト対応のバリアフリートイレが完備されており、同建物内の「東京ソラマチ」を含めると、バリアフリートイレの数は20カ所以上 にものぼります。
参照:館内・サービス
4-2.【石川】石川県立図書館

幻想的な建築やライティングがSNSでも話題を呼び、「日本一美しい図書館」とも言われているほどです。
館内はもちろんバリアフリー設計で、すべての階にオストメイト対応トイレと簡易ベッド付きトイレがあります。出入口は自動ドアや引き戸となっていますから、車椅子でも快適に利用できます。
5.まとめ

夏の車椅子でのおでかけを成功させるには、「事前の情報収集」と「屋内施設の活用」が欠かせません。
今回ご紹介した施設はいずれも、空調の効いた快適な環境の中で、車椅子の方が安心して過ごせる工夫を凝らしています。単に、段差がないだけでなく、待ち時間の負担を軽減する独自のサービスを導入している施設も多く見られます。
おでかけ前には、公式サイトで最新のバリアフリー情報をチェックしたり、必要に応じて事前に連絡を入れると良いでしょう。
この記事を読んだあなたが、最高の夏を過ごせることを祈っています。







