本記事では、映画鑑賞における情報保障や便利なサービスについて解説します。バリアフリー上映をスムーズに活用するための知識が身につきますので、ぜひ参考にしてください。

障害の種別に関わらず、映画鑑賞する際に受けられるサービスは、いくつかあります。
まずは、そんな「映画館のバリアフリー情報」について、詳しく解説します。
1.映画館のバリアフリー最前線

1-1.お得に鑑賞!チケットの「障害者割引」
多くの映画館では、障害者手帳の提示で「障害者割引」を受けることができます。 たとえば、大手映画館であるTOHOシネマズでは、プレミアシートなどの特別席や、IMAX・Dolby Cinemaなどの特殊上映にも割引が適用されます。一般席だけでなく特別席も対象となる点が嬉しいポイントです。 (それぞれ席の別途追加料金は必要です) また、本人だけでなく介助者も割引対象となることが多いので、ひとりでの鑑賞が不安な人も最小限の負担で鑑賞できます。 また、障害者手帳の提示で割引できるサービスは、映画館以外にも数多くあります。以下の記事では、障害者手帳の提示で受けられる各種割引やサービスについてわかりやすく詳細にご紹介しています。ぜひこちらもあわせてご覧ください。1-2.日本初の「ユニバーサル・シアター」での鑑賞もおすすめ
シネマ・チュプキ・タバタは、2016年に設立された日本初のユニバーサルシアターです。 視覚・聴覚障害者のほか、車椅子利用者やお子さま連れなど、あらゆる人が対象です。誰もが安心して過ごせる「ひらかれた映画館」を目指しています。 館内には、360度音に包まれる「フォレストサウンド」や、赤ちゃんが泣いても安心の防音室「親子鑑賞室」が完備されています。 誰もがリラックスして映画の世界に没入できます。2.【視覚障害】音声ガイドで映像を「言葉のナレーション」に

2-1.視覚障害者の映画鑑賞に必須!「音声ガイド」とは?
「音声ガイド」とは、映像の情景、登場人物の表情、セット、場面転換などをナレーションで伝えるサービスです。観ることに困難がある視覚障害者は、このナレーションをもとに映像の情景を理解しています。 ユニバーサル・シネマの「シネマ・チュプキ・タバタ」では、全席にイヤホンジャックを搭載しています。電波ノイズのないクリアな音質で音声ガイドを聴くことができます。2-2.無料アプリ「HELLO! MOVIE」や「UDCast」で音声ガイドが入手できる
近年では、スマートフォンアプリで、簡単に音声ガイドが入手できるようになりました。 使い方はとても簡単です。「HELLO! MOVIE」や「UDCast」の無料アプリをインストールします。 アプリ内で対応作品の音声ガイドデータをダウンロードするだけです。 映画館で上映が始まると、音声ガイドが自動で再生されます。参照:HELLO! MOVIE 参照:UDCast
3.【聴覚障害】バリアフリー字幕や最新デバイスで音を「視覚化」

3-1.セリフや音を可視化!「バリアフリー日本語字幕付き上映」
「バリアフリー日本語字幕付き上映」は、単なるセリフの表示だけではありません。誰が話しているかの話者情報や、音楽の雰囲気・物音までもを文字にして伝えます。 多くの映画館では、「バリアフリー日本語字幕付き上映」が定期的に開催されており、聴覚障害者も安心して映画鑑賞が楽しめます。参照:HELLO! MOVIE / UDCast 対応 最新作|映画みにいこ!
3-2.近未来な最新デバイスで字幕を表示!「字幕メガネ」
また、映画館で貸し出されているデバイス「字幕メガネ」を使えば、映画に字幕を後付けすることもできます。 字幕メガネとは、上映中のスクリーンに字幕を重ねて表示できるメガネ型のデバイスです。自身にだけ字幕が見えるため、スクリーンから視線を外す必要がありません。 この字幕メガネは一部の映画館のみで貸出されており、さらに予約が必要な場合も多いです。使用を検討している人は、事前にしっかりチェックしておきましょう。4.失敗しない!バリアフリー上映情報の探し方

4-1.各映画の公式サイトをチェックする
まずは観たい映画の公式サイトをしっかり確認しましょう。バリアフリー上映に対応している作品には、ページ内に「音声ガイド対応」や「字幕ガイド対応」の専用マークが掲載されています。4-2.便利な検索サイトを活用する
全国のバリアフリー上映の情報を網羅しているポータルサイトも便利です。たとえば、「映画みにいこ!」のサイトでは、最新作のバリアフリーガイド開始日や、字幕メガネの貸出劇場が確認できます。参照:映画みにいこ!
5.まとめ








