今回はバリアフリー物件の探し方に関するライフハック記事です。
バリアフリー物件をどうやって見つければ良いのか。
身体障害者向けの物件を紹介するサービスなどはあるのか。
車椅子生活を送る上で一人暮らしするにあたり、何から考えれば良いかわからない。
そんな事はありませんか。
今回の記事はバリアフリー物件を探す時の注意点についてお話ししていきます。
目次
1.どうやってバリアフリー物件を探したら良いのか。
「バリアフリー物件の探し方」という検索ワードでGoogle等で調べてもなかなか出てきませんよね。そのため、バリアフリー物件を探した経験のある方々インタビューをしました。
インタビューからわかったことは、それぞれ見つけ方や注意する点が全く違うということです。
・都道府県営の市営団地(公営住宅)を探す
※県市町村で上限が違うため県市町村に問い合わせる
・直接物件を取り扱っている不動産サービスを利用する
大きくこの2つのパターンに分かれるそうです。
1-1.都道府県営の公営団地を探す
都道府県営の市営団地は古い建物で外観が多少古く見えても、バリアフリーに改築されている所があります。また、新しい建物だとバリアフリー化が元々されているところもあります。
県市町村の住宅供給公社にバリアフリー対応をしている物件があるのかを問い合わせするのが一番早く、詳細に情報を知ることが出来ます。
1-1-1.都道府県営の市営団地のメリットとデメリット
【メリット】
・民間が所有している賃貸物件よりもバリアフリー物件が多いこと。
・公営住宅は賃貸料が民間の物件に比べて安いこと。
【デメリット】
・申込み条件が各県市町村で条件が統一されておらずそれぞれで違うこと。
・公営住宅は物件が空いていたとしても抽選のため、当選しないと入居できないこと。
・条件として数ヶ月~3年は申込みする県市町村へ在住が必要となるケースがあること。
・保証人が必要となること。
メリットやデメリットを踏まえて、民間が提供しているバリアフリー物件に賃貸で住んだ後に、公営物件に引越しをしてバリアフリー物件に移り住む人が多いようです。
1-2.直接物件を取り扱っている不動産サービスを利用する
民間が運営しているバリアフリー物件であれば、suumo等をはじめとした賃貸物件探しのアプリもありますが、直接物件を取り扱っている業者への確認をお勧めします。
賃貸物件探しのアプリはあくまでも賃貸物件の「部屋の中の情報」が中心です。
・外から部屋へ入室するまでのバリアがあるか?
・最寄り駅はバリアフリーか?
・引き戸か開き戸かスライドドアなのか?
・部屋の中に本当に段差が無いのか?
・トイレと浴室も車椅子で入れるスペースが本当にあるのか?
などの詳細情報は少ないようです。
そこでAyumiが独自の調査を行った上で、バリアフリー物件探しで使われているサービスを紹介します。ニフティ不動産です。不動産会社ではなく、ニフティライフスタイルという会社が提供するwebサービスです。
バリアフリー物件についても、「駅まで平坦」等のこだわり条件の項目があります。
部屋の中だけでなく駅までの導線も含め検索できるのは非常に便利ということで車椅子利用者からはバリアフリー物件を探す上で人気のサービスです。
ニフティ不動産のURLはこちらから。
2.当事者から聞いたバリアフリー物件探しの本当にあった怖い話
多くの方々は大なり小なり失敗してしまうバリアフリー物件探し。この記事を読んでいる方も少なからず失敗しない物件選びはしたいですよね。
初歩的な内容にはなりますが、バリアフリー物件を探すことや実際に生活を始めることを想定して、当事者達の失敗談を話します。
【失敗事例】
・最寄駅が無人駅か?
・洗濯機がドラム式を買っているか?
・ゴミ出しの場所のチェックは済んでいるか?
・掃除が上手に出来るくらいの広さはあるか?
・布団の洗濯をするためにクリーニング屋は近くにあるか?出張サービスはあるか?
・服の収納の高さは?
・外から部屋へ入室するまでのバリアがあるか?
・最寄り駅はバリアフリーか?
・扉は引き戸か開き戸かスライドドアなのか?
・部屋の中に本当に段差が無いのか?
・トイレと浴室も車椅子で入れるスペースが本当にあるのか?
・マンションにエレベーターはあるのか?加えてボタンの位置は?
理想のバリアフリー物件を探すのは人一倍難しいですよね。なので一人で探さずに周りの人を頼りながら探すことをお勧めします。
そして、事前に譲れない条件の中にどのバリアフリー項目がクリアになれば一人暮らし等が出来るのかを考える事から始めましょう。
3.バリアフリー物件を借りたいのに保証人がいないという方に
連帯保証人がいないと公益の物件も民間が運営している物件も借りれないなんてことも。
それだけは避けたいですよね。
そこで、日本保証協会や保証人代行サービスと言ったサービスがあります。
連帯保証人がいない人でもスムーズに部屋が借りられるようなサービスです。
費用もかかるので、負担になりますが、物件をスムーズに借りることが可能になります。
賃貸物件を管理している管理会社や、仲介に入っている不動産会社が、保証人代行サービスを提供しているケースもあります。車椅子利用者の公営住宅が連帯保証人代行サービスをやっている事例はあまりないようです。
連帯保証人がいないという人は一度、日本保証協会や保証人代行サービスの内容を確認した上で、検討してみてください。
4.最後に
今回のバリアフリー物件に関するライフハック記事はいかがでしたでしょうか。
バリアフリー物件を探すのは本当に大変だと思います。
だからこそ1人で考え込まず、周りと相談しながら進めていくことが理想ですね。
本記事のようにバリアフリーに関するライフハック情報を収集したい!という方はこちらのサイトもご覧ください。