サービス/商品紹介 障害者の声が反映された靴、手を使わず履ける「ゴー フライイーズ®︎」とは?

障害者の声が反映された靴、手を使わず履ける「ゴー フライイーズ®︎」とは?

作成依頼№14 サムネ

おしゃれは足元から」という言葉があるように、靴までおしゃれができたら、もっとファッションが楽しめるはずです。可能であれば、靴までおしゃれをしたいですよね。

しかし、さまざまな事情で靴でおしゃれを楽しむことができない障害者もいます。

そんな中、世界でも有名なナイキ®︎から、手を使わずに履くことができる靴があることをご存知でしょうか。

今回は、障害者でもおしゃれができる「ゴーフライイーズ®︎」について、詳しく解説していきます。

1.紐を結ぶことが難しい障害者の声



靴ひもを結ぶことが難しい人の中には、発達性協調運動障害(DCD)という障害をもった人がいます。脳機能の発達に問題があって身体が動かしにくく、靴ひもを結ぶこと以外に、箸やフォーク、スプーンなどを上手に使うことができません。

発達性協調運動障害の発生頻度は、約5%から8%と言われています。(2023年現在)これは、注意欠如・多動性障害(ADHD)の発生頻度と同じくらいで、珍しい障害ではありません。

その他にも、麻痺や肢体が不自由な方などが、紐を結ぶことが難しい場合があります。そんな体験から、生きづらさを感じてしまう方も少なくありません。


参照:発達性協調運動障害(DCD)(1)“不器用”なのには理由がある ~見えているのに理解されにくい発達障害|NHK

2.靴のおしゃれもファッション性も楽しみたい

障害者が履く靴といえば、介護用の靴やリハビリ靴がありますが、デザインは似たり寄ったりなもので、健常者が履く靴と比べると、選択できるものが限られます。

詳しい内容は後述しますが、ナイキ®が開発した「ゴーフライイーズ®」はそんな悩みを一瞬で忘れさせてくれる靴です。靴としてのファッション性も非常に高く、手を使わなくても履きやすく、ほんの少しの力で靴を履くことができます。

くも膜下出血で倒れ、要介護5になったコラムニストのコータリさんは、麻痺や浮腫があって介護シューズしか履くことができませんでしたが、この靴を履いて感動し、「今までの靴の脱ぎ履きからまったく変わる」「魔法のようだ」と絶賛していました。

このことからも、ゴーフライイーズ®は重度の障害があっても履きやすい靴だということがわかります。

参照:麻痺があっても靴でおしゃれできる!~NIKEから発売された手を使わないで履ける靴を試着してみた~|みんなの介護

3.障害者の声をもとに開発された、ナイキ®︎のゴー フライイーズ®︎とは?

障害を持った方に「麻痺があっても靴でおしゃれができる」と絶賛された、ナイキ®︎のゴーフライイーズについて、詳しく解説していきます。

3-1.ナイキ®︎ ゴー フライイーズ®︎の特徴


ナイキ®︎ゴーフライイーズ®︎の特徴は、なんといっても手を使わず履くことができる快適性おしゃれに履くことができるファッション性です。

また、中央部分が鈍角に折れたように設計されている見た目も大きな特徴。この部分にあるテンショナーハンドと双安定ヒンジによって、シューズの口が開いた形状を維持できるようです。

そこから、ダイビングボード(ソール部分)に足を入れることで自動的にロックされるため、手を使わずに靴を履くことができます。そして、かかとにあるキックスタンドを反対の足で踏むことで容易に脱ぐことができるのです。

参照:ゴーフライイーズ|NIKE

3-2.ナイキ®︎ ゴー フライイーズ®︎の利便性と評判


ナイキ®︎のゴーフライイーズ®︎は利便性が非常に高く、幅広いユーザーから支持を得ています

たとえば、YouTubeの「聞くだけで義肢装具に詳しくなれるチャンネル」には、装具を履いた状態でも、ゴーフライイーズ®︎を着用できるのかを検証している動画がありました。

動画を視聴すると、問題なくスムーズに履くことができていて、脱ぐ際も足の力をあまり使わずに脱ぐことができています。動画からもゴーフライイーズは非常に履きやすい靴だというのはよくわかります。

購入の際には、実際の足のサイズよりも1cm〜2cm大きめに買うことを推奨している内容でしたが、検討されている方は、ぜひ動画をご視聴してみてください。

聞くだけで義肢装具に詳しくなれるチャンネル|【検証#1】装具を着けてNIKEゴーフライイーズは履けるのか?


3-3.子育て中の忙しい人や妊婦にも人気


SNSでは、子育て中や妊娠中の方にもゴーフライイーズ®︎がおすすめと話題になっています。子育て中や妊娠中には、日常生活で下記のようなさまざまな困難があります。

・子供や荷物で両手がふさがっている際の靴の脱ぎ履き
・妊娠中で前かがみの姿勢が難しい際の靴の脱ぎ履き


何かとストレスがかかってしまう時期に、ゴーフライイーズ®︎の快適さを知ってしまうと、もう他の靴には戻れないでしょう。


3-4.高齢者からも履きやすいという声も


ゴーフライイーズ®︎は、高齢者からも履きやすい靴だと評判です。

「腰椎圧迫骨折でしゃがめなくなってしまったお母さんにゴーフライイーズ®︎をプレゼントしたら、立ったまま靴べらなしで着脱できるようになった」という声もあります。

このように、ゴーフライイーズ®︎は幅広いユーザーやニーズに答えてくれる、夢のような靴だということがわかります。

機能性だけでなくデザインも素敵なものが多く、ユニバーサルデザインとおしゃれが兼ね備えられた唯一無二の靴なのです。

参照:NIKEスニーカーが妊婦に人気!障がい者のハンデ解消が生んだヒット商品続々|ダイヤモンドオンライン

4.最後に


ゴーフライイーズ®︎を見たときに、筆者はすぐに「あ、履いてみたい」と率直に思いました。

介護用の靴しか履けず「こんな靴履きたくない」という当事者の声も実際に聞いていたので、ゴーフライイーズ®︎の誕生はとても画期的だと感じました

ゴーフライイーズ®︎に限らず、障害があってもなくてもおしゃれができる、選択ができる、そんな世の中がどんどん広まってほしいなと思います。

Facebook
Twitter
LinkedIn

シェアお願いします( ´ ▽ ` )

▼おすすめ記事

この記事のライター

運営にご協力いただいている企業様