今回はバリアフリーに関するライフハック記事は「ホテルのトイレの攻略方法」についてです。
バリアフリーやユニバーサルデザインになっているホテルはまだまだ少ないですよね。
車椅子を使用していると、トイレやバスルームに入るためには段差を乗り越えなければいけません。そして、トイレの前の通路の広さも確保しないといけません。
旅行で一番気になるところは向かった先にあるホテルという方も多いのではないでしょうか。
その中でも皆さんが一番気にされるのはトイレがバリアフリー対応をしているかどうか。旅行先のホテルのトイレが万が一バリアフリーに対応をしていなかった時に役立つ情報です。
1.段差のあるトイレのバリアをどう壊すか?
基本的には事前にバリアフリー対応トイレが部屋になくても各階にあるのか。近くの施設にバリアフリー対応トイレがあるのかを知っておくと良いのですが、従業員が把握していないこともあります。
そこで、バリアフリーに対応をしていないトイレの攻略方法についてお伝えします。
これから話す内容はパラリンピックの瀬立モニカ選手があげたTwitter動画を参考にしています。
手や腕に力が入りづらい方々はこれから記載する内容や参照動画をご覧いただき、攻略方法が適しているかをご判断いただけばと思います。
実際にこちらの情報をAyumiの独自のコミュニティにお伝えしたところ、実践してトイレに入ることが出来たという声が上がっていました。
【バリアトイレの攻略の手順】
1.椅子を用意して便座の隣にセッティングする
2.車椅子をトイレの入り口まで限界まで近づける
3.お尻を車椅子の前にズラす
4.椅子も最大限車椅子に近づける
5.トイレの隣にある椅子に対して、内側に寄せるように力を入れる
6.椅子へ移動が完了
7.椅子の上で衣服を脱ぎ、トイレへ移動
1分程度の動画となっていますのでこちらをご覧下さい。
まだまだ、ホテルや旅館でバリアフリー対応をしている所が少ないのが現状です。
ですが、このように情報を共有し合ったり、拡散したりすることで1人でも多くの人がバリアを壊す行動に繋げて行くことが出来ます。
実際に瀬立モニカ選手のツイートは2万いいねを超える拡散がありました。設備面でバリアがあるのであれば、このように情報で少しずつバリアを壊せるように試行錯誤していきたいですね。
2.旅行先のバリアフリー情報の収集をしている方へ
旅行や遠出、ドライブ等を考えている方はこちらの記事もご覧ください。
また、バリアフリーで旅行を考える時はインターネットだけでなく、HISや雑誌で情報収集するのも一つです。
身体障害者の方達から聞いた、バリアフリー旅行で参考になる雑誌を3つ紹介します。
【バリアフリー旅行調査で使える雑誌】
【より安全に旅行をしたいと考えている方へ】
いずれも全国の情報を載せていますので、旅行好きの方は購入を検討してみても良いかもしれません。
今回はバリアのあるトイレの攻略方法というライフハック記事をお届けしました。
より日本のホテルのバスルームが広くなるよう願うばかりです。