旅行/観光 車椅子でジャングリア沖縄を楽しむ方法!近隣のバリアフリー情報も

車椅子でジャングリア沖縄を楽しむ方法!近隣のバリアフリー情報も

ジャングリアサムネ決定

「車椅子だから難しいかも……」

「障害がある家族には負担かもしれない……」

体に不安を抱える方にこそ知ってほしい、誰でも安心して楽しめるテーマパーク「 ジャングリア沖縄」 が誕生しました。

ジャングリア沖縄は、車椅子で訪れても安心できるバリアフリー対応が特徴の施設で、障害者の方にも配慮されたサポートが整備されています。

段差の少ない通路、専用ゲート、バリアフリートイレ、障害者割引チケット、介助サービスなど、さまざまなサポート体制が整えられているのです。

この記事では、利用できるサービスやアトラクション、事前に知っておきたい注意点まで詳しく紹介します。行けるかどうか迷っている方こそ、ぜひ参考にしてください。

きっと、今すぐ予約したくなるほどワクワクする気持ちを抑えられなくなるでしょう。

さっそく予約してみたいと思ったあなたは、この記事も読んでみてくださいね。

参照:車椅子での飛行機の乗り方や航空券の予約方法を解説!受けられるサポートもご紹介


1.車椅子・バギー利用者・障害者でもジャングリア沖縄は楽しめる?

車椅子の方が喜んでいる

ジャングリア沖縄は、車椅子やバギーを利用する方、障害のある方でも不安なく過ごせるテーマパークです。

その理由は、開業時からバリアフリー設計を徹底しているためです。

園内の通路は広く、段差がほとんどありません。急な坂道も少なく、車椅子やベビーカーでもスムーズに移動できます。歩きやすさを重視した設計になっており、長時間の移動でも疲れにくいのが特徴です。

園内各所にはエレベーターやスロープが設置されており、複数のルートからアトラクションへ移動できます。移動のたびに不安を感じることがなく、どこに行くにも安心です。加えて、バリアフリートイレも各所に設置されています。

車椅子のまま入れる十分な広さがあり、介助者と一緒に使いやすい設計です。介助が必要な方も安心して利用できます。

ジャングリア沖縄は「誰でも楽しめる」を実現するための環境が整えられています。家族全員で安心して訪れ、思い出に残る時間を過ごせるでしょう。

2.ジャングリア沖縄へ行くことを諦めなくて良い、その理由とは?

諦めない言葉

「障害があるから」「車椅子だから」と、ジャングリア沖縄への旅行を迷う必要はありません。充実したバリアフリー対応と多彩なサポート体制が整っています。

パーク全体がバリアフリー設計になっており、移動のしやすさが大きな安心材料です。段差をなくした通路、スムーズに乗降できるスロープ、広々としたエントランスなど、細かい部分まで配慮されています。

専用のエントランスゲートや優先カウンターも用意されており、入場時の混雑による不安も軽減されるでしょう。パーク内では車椅子のレンタルも可能で、車椅子を持参できない場合も心配いりません。

その他、障害者割引チケットの提供、バリアフリー トイレの完備、バリアフリー対応の駐車場、救護室やAEDの設置など、安全面も整えられています。介助犬や盲導犬、聴導犬などのアシスタンスドッグも同伴可能です。

ショーやパレードの鑑賞時にも車椅子専用エリアが確保されており、見やすさも配慮されています。小さなお子様連れでも交代でアトラクションを楽しめるチャイルドスイッチサービスも利用可能です。

ジャングリア沖縄は、バリアフリー設計やサポートサービスがすみずみまで整っているため、誰でも安心して訪れられます。障害の有無に関係なく、新しい体験を肌で感じられる環境が整っているのです。

3.ジャングリア沖縄が車椅子利用者や障害者へ行っているサービス

障害者サービス

ジャングリア沖縄では、車椅子利用者や障害のある方が快適に楽しめるようなに、さまざまなサービスがあります。以下に、おもなサービス内容をまとめました。

  • 車椅子レンタル
    エントランス近くのレンタルスペースで、1日500円(税込)で車椅子を借りられます。自走式と介助兼用タイプがあり、体重100kgまで対応しています。ただし、台数に限りがあるため、早めに手配しましょう。
  • 障害者向けチケット
    障害のある本人と同伴者1名を対象に、割引チケットが用意されています。事前にオンラインで購入し、当日は障害者手帳などの証明書を提示して引き換え可能です。障害者のお財布にやさしい配慮がされています。
  • バリアフリー対応駐車場
    メインパーキングに14台、SPAパーキングに3台の専用駐車スペースが確保されています。EV充電ステーションも設置予定で、電気自動車の利用者も安心できそうです。
  • バリアフリーレストルーム
    園内の各所にバリアフリートイレが設置されています。車椅子のまま入れる広さがあり、介助者と一緒に利用しやすい設計です。性別にかかわらず利用できるスペースも準備されています。
  • 医療・救護体制
    体調不良などの万が一に備え、救護室が設置されています。園内の複数箇所にAED(自動体外式除細動器)も配置され、緊急時に対応できる仕組みです。
  • アシスタンスドッグの受け入れ
    介助犬、盲導犬、聴導犬と一緒に入園可能です。来場時には、認定証や指定の表示を提示する必要があります。ただし、一部施設では利用に制限があるため、事前にチェックしておきましょう。
  • レストラン・ショップのバリアフリー対応
    レストランでは車椅子対応の座席やエレベーターが完備されています。ショップでは、車椅子に取り付けられる買い物かごも準備され、快適に買い物が可能です。
  • 専用鑑賞スペース
    BREEZE ARENAでは、車椅子専用の鑑賞エリアが設けられています。ショーやパレードも見やすい位置からゆったりと楽しめるでしょう。

ジャングリア沖縄は細やかなサービスが行き届いており、障害がある方や車椅子利用者も安心して滞在できるコンセプトになっているのです。

参照:障害者手帳で賢く割引サービスを使う方法は下記の記事がおすすめ。

参照:障害者手帳を使った割引・サービス20選!賢く活用する方法も解説


4.病気や障害があっても楽しめるアトラクション一覧

4-1.【いざ天空へ】HORIZON BALLOON(ホライゾンバルーン)

「HORIZON BALLOON」は、熱気球に乗ってジャングリア沖縄の自然を空から楽しめるアトラクションです。ゆっくりと上昇しながら広がる風景は、忙しい日常を忘れさせてくれるでしょう。

360度に広がるパノラマビューはまさに絶景!緑豊かな山々や遠くの海まで一望できる景色は、言葉にできないほどの開放感があり、記憶に残るひとときになるはずです。

このアトラクションは、特別な動きが必要ないため、車椅子利用者や障害のある方も安心して体験できます。

さあ、あなたも空中散歩に出かけましょう!

4-2.【ハラハラドキドキ】FINDING DINOSAURS(ファイディングダイナソーズ)

「FINDING DINOSAURS」は、恐竜の痕跡をたどって、ジャングルの奥へと進む体験型アトラクションです。リアルな化石に触れながら、謎を解いて冒険を進めるワクワク感に満ちあふれています。

ルートは歩きながらの探索が中心ですが、通路にはバリアフリー設計が想定されており、車椅子利用者でも安心して楽しめるでしょう。

また、見たり触ったり、五感を駆使して楽しめるアトラクションなので、さまざまな障害者にも楽しめる仕様です。

冒険の途中で出会う発見や驚きに、思わず夢中になることでしょう。こどもから大人まで、誰もが探検家気分を味わえるアトラクションです。

4-3.【癒しの動物天国】YAMBARU FRIENDS(やんばるフレンズ)

「YAMBARU FRIENDS」は、沖縄ならではの動物たちと身近にふれ合える癒やしのエリアです。沖縄の森に生息するヤンバルクイナをはじめ、可愛らしい動物たちとふれあえます。

好奇心旺盛なヤンバルクイナとのおしゃべりは、大人もこどもも自然に笑顔がはじける楽しいひとときです。

座ったまま楽しめるふれあいや、短い移動距離で参加できる体験が中心です。そのため、体力に不安のある方、医療的ケアが必要な方でも安心して過ごせる配慮がされています。

自然の息吹を感じながら、動物たちと優しくつながる癒しの時間を楽しめるでしょう。

4-4.【リズムを刻もう】TAM TAM TRAM(タムタムトラム)

「TAM TAM TRAM」は、パーク内のエリア間を結ぶ移動手段ですが、ただの乗り物ではありません。「移動もワクワク!楽器を鳴らして、愉快なトラムのお通りだ!」というコンセプトの通り、乗るだけで気分が高まるエンターテイメントです。

トラムに乗ると、心はずむ音楽や明るい演出に包まれながら、ジャングリア沖縄の自然やアトラクションを眺められます。のんびりとした移動中にも、パーク全体の雰囲気を楽しめるのが魅力です。

車椅子利用者や体力に不安がある方でも、無理なくパーク内を移動しながら楽しいひとときを過ごせます。

トラムに乗るだけで笑顔になれる、ジャングリアらしい臨場感あふれる移動体験を味わってみてください。

4-5.【夏の夜空に大輪の花】JUNGLIA “HANABI”(ジャングリア花火)

南国の夜空を彩る「JUNGLIA  “HANABI”」は、音楽とシンクロして打ち上がる花火が楽しめる夜のエンターテイメントです。夜空いっぱいに広がる光と音の演出は、思わず見とれてしまうでしょう。

鑑賞エリア「BREEZE ARENA」には、車椅子利用者専用のスペースが設けられる予定です。移動の負担が少なく、家族や友人と並んで落ち着いて花火を楽しめるよう配慮されています。

また、視覚や聴覚に障害がある方も、音の迫力や夜空の輝きなど、花火には五感で楽しめる要素が満載です。ジャングリアで過ごした一日をやさしく締めくくる、特別なひとときになるでしょう。

5.ジャングリア沖縄に行く時の注意点や事前に確認したいこと

ジャングリア沖縄を快適に楽しむためには、事前準備が大切です。交通情報やチケットの確認に加え、宿泊先選びも快適な旅行にかかせません。特にバリアフリー対応のホテルを選ぶことで、移動や宿泊中の負担を大きく減らせます。

以下の内容を出発前にチェックしておきましょう。

  • アトラクションの利用基準をチェック
    各アトラクションには、身長や年齢による利用条件があります。現時点(2025年7月)一部の詳細がまだ公開されていないため、訪問前に公式サイトで最新情報をチェックしましょう。車椅子で利用できるアトラクションの情報も今後案内される予定です。

  • 車椅子レンタルの台数に注意
    園内で借りられる車椅子は数に限りがあります。利用を希望する場合は、入園後すぐにレンタルスペースへ向かうと確保しやすくなります。

  • 障害者向けチケットの購入方法
    障害者割引チケットはオンラインでの購入が必要です。来園当日は、エントランスで障害者手帳などの証明書を提示し、チケットを引き換えます。事前に証明書を準備しておくと手続きがスムーズです。

  • 駐車場の料金
    パーク内の有料駐車場の詳しい料金は今後発表される予定です。最新情報は公式サイトでチェックしましょう。

  • SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)の利用制限
    プライベート・バリアフリー風呂では介助者と一緒に利用できますが、脱衣所や浴場内へアシスタンスドッグを連れて入ることはできません。事前に同伴条件をチェックしておくと安心です。

  • 交通渋滞への対策
    開業初期は道路の混雑が予想されます。特に那覇空港からの移動は通常でも1時間半〜2時間ほどかかります。渋滞を避け、のんびり旅行を楽しむためには宿泊を検討すると移動に余裕が生まれるでしょう。

  • 天候の変化に備える
    沖縄は天気が変わりやすい地域です。突然の雨に備えてレインコートなどの雨具を用意しておくと安心です。

  • オフィシャルアプリの事前ダウンロード
    ジャングリア沖縄の公式アプリは、チケット管理、園内マップ、待ち時間の表示など便利な機能ばかりです。来園前にインストールしておけば、当日の行動がスムーズになります。

  • 公式サイトで最新情報をチェック
    オープン後も随時新しい情報が更新されます。訪問直前には必ず公式サイトを見て確認し、最新のアトラクション情報やサービス内容を知っておきましょう。

 旅行にかかせないジャングリア沖縄周辺のおすすめホテルを紹介します。

  • オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ
    ジャングリア沖縄のオフィシャルホテルのひとつで、ユニバーサルルームが36室あります。引戸や手すり、低い位置のスイッチ、車椅子対応のライティングデスク、非常ボタン付きの自動洗浄トイレなど、安全に配慮された設備です。全室禁煙で、ロビー階に指定喫煙所があります。

    住所:〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1490-1
    電話番号:総合インフォメーション: 0980-51-1000
    宿泊(宿泊予約): 0980-51-1900 (受付時間: 9:30〜18:00)
    参照:オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ

  • オリオンホテル モトブ リゾート&スパ
    こちらもオフィシャルホテルで、段差のない「オーシャンユニバーサルルーム(バリアフリールーム)」があります。広さ57㎡で、3名まで宿泊可能です。高齢者や車椅子利用者にも配慮された設計で、室内移動がとてもスムーズにできます。

    住所:〒905-0207沖縄県国頭郡本部町備瀬148番地1
    電話番号:0980-51-7300
    参照:オリオンホテル モトブ リゾート&スパ

  • かねひで喜瀬ビーチパレス
    オーシャンフロントの「ユニバーサルツイン」ルームがあり、段差のない設計で車椅子利用者にも使いやすくなっています。部屋の広さは31.2㎡で、最大2名まで利用可能です。ビーチ近くの立地なので景色も楽しめるでしょう。

    住所:〒905-0026 沖縄県名護市字喜瀬115-2
    電話番号:0980-52-5151
    参照:かねひで喜瀬ビーチパレス

  • グリーンリッチホテル沖縄名護
    ユニバーサルツインルームがあり、26㎡の広さに130cm幅のベッドが2台配置されています。また、除湿機能付き空気清浄機や温水洗浄便座も完備されています。さらに、観光庁の「心のバリアフリー認定制度」も受けており、安心して宿泊できるでしょう。

    住所:〒905-0013 沖縄県名護市城2丁目646
    電話番号:0980-51-0111
    参照:グリーンリッチホテル沖縄名護


なお、今回ご紹介した内容に加えて、実際に訪れた方の体験談も随時掲載していく予定です。ジャングリア沖縄を利用した方のリアルな声を知ることで、さらに安心して計画を立てられると思います。どうぞ楽しみにお待ちください。

「もっと沖縄を楽しみ尽くしたい!」と、思っているあなたにおすすめの記事です。

参照:【沖縄版】車椅子でも楽しめるバリアフリーな観光スポット7選


6.まとめ

ジャングリア沖縄は、車椅子利用者や障害のある方も安心して訪れられるテーマパークです。

段差の少ない通路やバリアフリー トイレ、車椅子レンタル、障害者割引チケットなど、さまざまなサポート体制が備わっています。アトラクションによっては、移乗サポートを受けながら利用可能です。

また、障害者の方だけではなく、お子さんを連れたご家族など多くの方が不安なく楽しめる環境が整えられています。

「障害があるから楽しめないかも」と感じていた方こそ、一歩踏み出してほしいテーマパークです。事前に情報をしっかりチェックして準備を整えれば、ジャングリア沖縄で過ごす一日はきっと、家族みんなのかけがえのない思い出になるでしょう。

この夏、ジャングリア沖縄で心に残る大冒険を体験してみませんか。

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