【保存版】障害者手帳で受けられる割引・サービス20選!上手く活用するポイントも解説

作成依頼№24障害者手帳割引-アイキャッチ

障害者手帳を取得してもどのように活用していいのか分からないという方は、多いのではないでしょうか?

実は、普段何気なく日常で利用しているものが障害者手帳で割引になったり、さまざまなサービスが受けられたりします。

今回は、障害者手帳で受けられる割引・サービスを厳選して20個解説していきます。

紹介する中には「えっこれも障害者手帳が使えるの?」と思われるであろうものも含まれていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

1.障害者手帳とは?

障害者手帳とは、障害者の積極的な社会参画を目的とした、さまざまな割引・サービスが受けられる制度です。

身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳の3種に分かれており、一般的にはそれぞれを総称して障害者手帳と呼んでいます。

障害をお持ちの方は、定期的な通院のために健常者よりも経済的負担が大きくなることもあるでしょう。

また、外出の機会が減ったり、平等なサービスが受けられなかったりと社会的障壁という面でも障害者はさまざまな問題に直面しています。

障害があっても経済的負担を減らして社会参画の機会が失われないように、国や自治体が制度を定めたり、それに沿って民間企業が独自の割引サービスを実施したりしているのが障害者手帳の特徴です。

障害者手帳の取得方法について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

2.障害者割引・サービスを受けられる対象者

障害者割引は基本的に、障害者手帳を取得した本人が対象者となります。

障害者割引を受けるには、障害者手帳の提示をするのが一般的です。

事業所によっては、付添人や介助者も割引対象になるところもあります。

また、割引やサービスの種類によっては、対象者の障害者枠を「身体障害者」や「重度のみ」などと限定している場合もあります。

ただし、障害の等級によっても対象とならないサービスもあるので、注意が必要です。

割引やサービスを受ける際には、自分の障害や等級の種類が対象になっているかどうか確認するようにしましょう。

3.障害者手帳で受けられる割引・サービス20選

ここでは、障害者手帳で受けられる割引・サービスの内容や、対象となる障害者の種類・等級などを中心に解説しています。

なお、企業や事業所によって割引率やサービス内容が若干異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

3-1.税金の減免

障害者手帳では、以下の税金の減免が受けられます。

  • 所得税
  • 住民税
  • 相続税
  • 心身障害者扶養共済制度に基づく給付金の非課税
  • 贈与税の非課税
  • 少額貯蓄の利子等の非課税
  • 自動車税


また、本人だけでなく障害者を扶養している家族も税金が免除される場合があります。

障害年金を受給しながらの扶養要件に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。

3-2.医療費の助成制度

障害者手帳の等級によって「重度障害者医療費助成制度」の対象として、医療費の一部が助成されます。

対象となる手帳の等級や種類は市区町村によって異なりますが、例として姫路市では下記のいずれかの手帳を所持している方が対象です。

  • 身体障害者手帳1・2級
  • 療育手帳A判定
  • 精神障害者保健福祉手帳1級


また、医療保険に加入していることや世帯年収が所得制限内であることが条件になります。

参照:重度障害者・高齢重度障害者医療費の助成|姫路市

手帳がない場合でも、医療費が原則として1割負担になる「自立支援医療」という制度もあるので、こちらの記事も参考にしてみてください。

参照:自立支援医療とは?医療費負担を軽減できる対象者や申請方法をわかりやすく解説!


3-3.就労支援サービス

障害のある人の就職をサポートする就労移行支援サービスを利用するには「障害福祉サービス受給者証」が必要です。

受給者証の発行には、障害者手帳や自立支援医療を受けている、または医師の診断書が条件となります。

障害者手帳の等級は、関係なく所持していれば対象です。

つまり、障害者手帳は就労支援サービスを受けるためのパスポートのひとつだといえるでしょう。

また、障害者雇用での応募も可能になるので、自分の障害に合った就職口を見つけることができます。

Ayumiでは、障害をお持ちの方の就労支援制度についての情報も発信していますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考カテゴリー:障害者雇用/就労支援


3-4.JR・私鉄運賃の割引

JRをはじめとした鉄道事業者は、障害者割引を実施しています。

割引の対象となるのは「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄」に第1種又は、第2種と記載されている障害者手帳です。

割引率は、JRの50%に準じて半額の場合が多く、定期券も対象です。


一例として東京都内で運行されている私鉄で、障害者割引を実施している各線を紹介します。

  • 小田急線
  • 東京メトロ
  • 京王電鉄
  • 京成電鉄   など


また、最近では障害者用のSuicaが登場したことで、よりスムーズに改札を通過することができるようにもなりました。

参照:障害者Suicaのご案内|JR東日本


なお、Ayumiでは新幹線での旅行に関する記事も配信していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

3-5.航空運賃の割引

国内大手の航空会社であるANAとJALは、障害者割引を実施しています。

割引率は、座席のクラスによっても異なりますが、25〜50%程度です。

対象は、等級に関係なく満12歳以上で次の手帳を持っていれば割引が適応されます。

  • 身体障害者手帳
  • 戦傷病者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳


また、本人だけでなく同一便に搭乗する満12歳以上の介護者(1名まで)の方も対象です。

航空券の割引は国内線に限定されており、現時点では国際線は適応外になっているので注意しましょう。

JALやANAの他にも、以下のLCC(格安航空会社)で障害者割引を導入しています。

  • スカイマーク
  • ソラシドエア
  • スターフライヤー
  • AIR DO(エア・ドゥ)
  • フジドリームエアラインズ


各航空会社では、体の不自由な方の搭乗サポートや車椅子の無料預かりなどのサービスもありますので、活用しながら快適な空の旅を楽しめます。

参照:ディスカウントご利用案内|JAL
参照:障がい者割引運賃について(日本国内線)|ANA


3-6.バス・タクシー料金の割引

多くのバス会社では、障害者手帳で運賃が50%割引になるサービスを提供しています。

例えば、阪急高速バスでは「身体障害者手帳」「療育手帳」を持っている方は、全路線で利用料金が半額になります。

「身体障害者手帳」または「療育手帳」をお持ちの方で、旅客鉄道会社運賃割引欄が 「第1種」または「第2種」の方は、普通運賃が5割引(10円未満四捨五入)となります。
このうち、「第1種」の方は、介護人1名(同便かつ同区間の利用に限る)も5割引となります。
※「ミライロID」のご呈示でも同様にお取扱いいたします。
引用元:身体障害者・知的障害者割引|ジェイアールバス関東株式会社


また、精神障害者保健福祉手帳を持っている方は、割引になる路線は限定されますが、本人に限り半額です。

タクシーを利用する場合は、基本的に身体障害者手帳・療育手帳で10%の割引ができますが、精神障害者保健福祉手帳は、タクシー会社によって対象外となる場合もあるので乗車前に確認しておきましょう。

Ayumiでは、福祉タクシーに関する記事も公開していますので、ぜひこちらも参考にしてください。

3-7.高速道路料金の割引

高速道路料金の割引は、自動車1台に対して50%以下の障害者割引が実施されています。

対象となる手帳の種類は身体障害者と療育手帳で、精神障害者保健福祉手帳は対象外です。

割引を受けるには、事前の車両登録や申請が必要になるので、以下の記事を参考にしてみてください。

参考記事:​​障害者手帳を使った高速道路の割引制度や申請方法含めて徹底解説!

また、自動車関連については、運転免許取得費用やガソリン代においても障害者割引が実施されているので、上手く活用しながら車での行動範囲を広げてみてはいかがでしょうか?

参考記事:「自動車燃料費助成」とは?障害者手帳でガソリン代が補助される対象者や申請方法について解説!

3-8.フェリー料金の割引

船会社では、障害者手帳で50%〜60%の割引を実施しています。

例えば、苫小牧~仙台〜名古屋間1,330kmを結ぶ太平洋フェリーでは、等級に関係なく障害者手帳を所持していることで基本運賃から50%が割引されます。

また、介護者1名も同様に50%割引になるので、かなりお得に船の旅を楽しむことができるでしょう。

船の種類によっては、バリアフリーの部屋が予約できるので事前に問い合わせるのがおすすめです。

参照:各種割引のご案内|太平洋フェリー株式会社


3-9.宿泊費の割引

宿泊費の障害者割引を実施している企業は、非常に少ないのが現状です。

なぜなら、民間企業で障害者割引を実施するかどうかは事業者の任意であるため、経営状況が厳しければ割引を導入する余力がないというのが実情です。

しかし、一般財団法人休暇村協会が運営する「休暇村」では、障害者割引が実施されています。

休暇村とは、国立公園や国定公園などの自然環境のリゾート地として全国35ヶ所に展開するホテルです。

1961年に環境大臣の監督下で設立され、2004年に民営化しています。

休暇村の障害者割引は、1泊あたり1名1,650円分の割引が適応されます。

対象となる障害者手帳の詳しい内容や、その他の割引内容については休暇村のホームページをご覧ください。

参照:障がい者・バリアフリー|一般財団法人休暇村協会

Ayumiでは、バリアフリーの旅館・ホテルに関する情報も配信していますので、こちらのカテゴリーも参考にしてみてくださいね。

3-10.テーマパークの入場料割引

障害者手帳は、日々の日常的な割引のほかにも、テーマパークなどの「レジャー(余暇)」の分野でも活用できます。

例えば、ディズニーランドでは等級や障害の種類に関係なく手帳を取得していれば割引が適応されます。

通常価格の約20%割引で、入園する日によって価格が変動するのが特徴です。

  • 大人 ¥6,500 〜 ¥8,700
  • 中人 ¥5,300 〜 ¥7,200
  • 小人 ¥3,800 〜 ¥4,400

参照:1デーパスポート(障がいのある方向け)について|株式会社オリエンタルランド

また、同伴者1名まで障害者と同価格で購入可能です。

Ayumiでは、ディズニーランドのアトラクションやその他の情報に関する記事も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

参考記事:【徹底解説】車椅子利用者が東京ディズニーシーをアトラクション以外も楽しもう!

参考記事:【2023年最新版】車椅子でも東京ディズニーランド・東京ディズニーシーのアトラクションを楽しもう!

次に、ユニバーサルスタジオジャパンの障害者割引については、以下の表のとおりです。

一般料金(税込)障害者割引価格(税込)
大人(12歳以上)8,600円〜4,700円
子ども(4〜11歳)5,600円〜3,200円
シニア(65歳以上)7,700円〜なし

参照:ユニバーサルスタジオジャパン|障害者手帳で行こう!〜全国版〜


一般料金は、来場する日にちによって価格が変動しますが、障害者割引の場合は日にちに関係なく固定料金で販売されています。

なお、65歳以上のシニア世代の障害者割引は実施されていません。

ユニバーサルスタジオジャパンも同じく、障害者本人と同伴者1名に割引が適応されます。

バリアフリー情報については、以下の記事を参考にしてみてください。

参考記事:【2023年最新版】車椅子でもUSJを楽しもう!体験談も含めて徹底紹介

3-11.スポーツ施設・観戦の割引

市町村のスポーツ施設でも、障害者手帳を提示すると利用料が割引になる場合があります。

例えば東京都渋谷区にある東京体育館では、障害者手帳で利用料と駐車料金が無料になります。

参照:障害者手帳等をお持ちの方|東京体育館


また「横浜FC」や「清水エスパルス」などのスポーツ観戦をする際にも、障害者割引が適応され、専用の車椅子席が予約できるのも特徴です。

参照:車椅子席・障がい者割引販売|横浜FC
参照:障害をお持ちの方の観戦について|株式会社エスパルス


3-12.美術館の割引

美術館や博物館などの展覧会も障害者手帳でお得に観覧することができます。

東京都上野にある「東京国立博物館」では、障害者とその介護者は入館が無料です。

また、館内のバリアフリー情報も掲載されており、車椅子でも安心して見学ができます。

参照:バリアフリー情報・バリアフリーマップ|東京国立博物館


美術館では、展覧内容が時期によって異なる場所もあるので、自分が興味のある展覧会が開催されていないか定期的にチェックしてみるのも楽しいかもしれません。

3-13.映画館の割引

映画館での障害者割引は、等級に関係なく手帳があれば対象としている場合が多いです。

例として全国にある「TOHOシネマズ」では、障害者手帳を提示すると、本人と介助者1人の大人通常料金が1,000円に割引されます。

また、TOHOシネマズでは障害者手帳アプリのミライロIDが利用できるのが特徴です。

参照:割引適用される障がい者手帳にはなにがありますか?|TOHOシネマズ株式会社


3-14.カラオケ料金の割引

一部のカラオケチェーン店では、等級に関係なく障害者手帳を提示すると割引が受けられます。

ビックエコーでは、手帳を提示すると室料が50%割引されるサービスがあります。

また、ジャンカラではシニア料金になるほか、介助者2名まで同価格の割引が適応されるのが特徴です。

カラオケがあるラウンドワンでは、手帳の提示で会員価格での利用が可能です。

参照:障害者手帳ご優待割引|​​株式会社第一興商
参照:店舗ご利用について|​​株式会社TOAI
参照:よくあるご質問|株式会社ラウンドワン


3-15.水道料金の割引

水道料金の割引は、市区町村によって対象となる障害者手帳が異なります。

例えば、兵庫県の西宮市で対象になる障害者手帳は、以下の通りです。

  • 身体障害者手帳1級、2級
  • 療育手帳「A」
  • 精神障害者保健福祉手帳1級
  • 身体障害者手帳3級と療育手帳「B1」の両方を持っている人

参照:水道料金及び下水道使用料の減免|西宮市

水道料金の割引は、比較的重度の障害者手帳を所持している人が対象です。

減免額は、水道メーターの口径によっても変わるので上下水道局に問い合わせる必要があります。

3-16.郵便局での割引・サービス

郵便局が指定する郵便物であれば、送料が無料や減額になるサービスがあります。

例えば、第四種郵便物とされている点字郵便物や視覚障害者向けの特定録音物等郵便物は、重量3kgまで送料が無料です。

また「青い鳥郵便葉書の無償配付」という、重度の知的・身体障害者の方に無料でハガキを20枚配布するサービスが毎年4月〜5月に行われています。

参照:日本郵便|青い鳥郵便葉書の無償配付


3-17.携帯電話料金の割引

docomo・au・SoftBankの3社大手キャリアは、障害者手帳による携帯電話料金の割引を実施しています。

携帯キャリア割引名称
docomoハーティ割引
auスマイルハート割引
SoftBankハートフレンド割引

また、契約・機種変更する際の事務手数料も減免される場合が多いです。

割引額は、プランや契約内容によっても異なるので、窓口で確認してみましょう。

3-18.NHK受信料の減免

NHKでは「日本放送協会放送受信料免除基準」に基づいて、放送受信料の全額または半額免除を実施しています。

具体的な減免基準は、以下の通りです。

【全額免除】

世帯構成者のいずれかの方が障害者手帳を取得しており、世帯者全員が市町村民税非課税の場合

【半額免除】

次のいずれかにあてはまる方が、世帯主かつ受信契約者の場合

  • 視覚・聴覚障害者(身体障害者手帳をお持ちの方)
  • 重度の障害者

参照:障害を要件とする受信料の免除について知りたい|NHK

重度の障害者の定義は、身体障害者手帳1・2級、療育手帳で重度判定に関する記載がある人、精神障害者保健福祉手帳の等級が1級です。

減免は、お住まいの自治体で減免に関する「証明」「確認」を受けて必要書類をNHKに送付するという申請方法になります。

3-19.宅配サービスの割引

生活協同組合(生協)では、障害者手帳で宅配手数料が割引または無料になるサービスがあります。

食材だけでなく、お弁当を配達してくれるところもあります。

宅配サービスの障害者割引を実施している事業者は、以下の通りです。

  • コープ
  • パルシテム
  • らでぃっしゅぼーや


対象は、障害者手帳を所持している家族がいる世帯です。

ただし、配送エリアや割引率については事業者によって異なるので、注文前に確認するようにしましょう。

参照:障がいをお持ちの方|​​日本生活協同組合連合会
参照:パルシステム手数料と減免制度|生活協同組合パルシステム東京
参照:らでぃっしゅ えがおサポート|オイシックス・ラ・大地株式会社


3-20.クリーニング料金の割引

東日本を中心に2023年1月時点で535店舗以上展開している「うさちゃんクリーニング」では、障害者手帳を提示するとクリーニング料金が20%割引になります。

利用の際は、受付の前に障害者手帳を提示してください。

なお、ワイシャツや布団・カーペットなどの特殊品は対象外となりますので注意しましょう。

参照:障がい者手帳のご呈示によるクリーニング料金割引のご案内|ロイヤルネットワーク株式会社


4.障害者手帳を活用する3つのポイント

障害者手帳をもっと快適に活用するポイントは、以下の3つです。

  • 障害者手帳をアプリ化してさらに便利に!(ミライロID)
  • 障害者割引を探すのに便利なサイトとは?
  • そもそも障害者手帳を活用するかどうかは本人の意思に委ねられている


それでは、ポイントを詳しく解説していきましょう。

4-1.障害者手帳をデジタル化してさらに便利に!

株式会社ミライロが2019年7月1日にリリースした「ミライロID」は、障害者手帳をデジタル化できるアプリです。

参照:ミライロID|株式会社ミライロ

障害者手帳の情報をアプリに登録し提示することで、連携している企業や交通機関などで障害者割引を受けることができます。

また、ミライロIDには、アプリが使える場所を探す機能や障害者割引価格のオンラインチケットを購入できる便利な機能などが集約されています。

2023年12月時点では、3,892の事業者でミライロIDが使えるので、障害者手帳を持っている人はぜひ活用してみましょう。

Ayumiでは、ミライロIDの便利な使い方を解説している記事も配信しているので、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

参考記事:【2023年最新】障害者手帳アプリ「ミライロID」の使い方・メリット・評判など徹底紹介!

参考記事:障害者手帳アプリ「ミライロID」が使えるおすすめのテーマパーク5選

4-2.障害者割引を探すのに便利なサイトを紹介

「障害者手帳で行こう!」は、障害者手帳が使える場所や割引情報をまとめたサイトです。

2023年12月時点では、全国で17,093件もの情報がまとめられており、47都道府県ごとに利用施設の検索もできます。

また、姉妹サイトである「バリアフリー情報 〜全国版〜」では、身体障害者や高齢者などに向けて全国のバリアフリー情報を集約して掲載しています。

そして、もうひとつ紹介したいのが、「障害者手帳でGO!割引情報サイト『そといこ』」です。

こちらのサイトでは、障害者割引をキーワードで検索できるほか、障害者手帳で受けられる税金等の減免情報も詳しくまとめられています。

いずれの2つのサイトも、障害者の外出や社会生活をサポートする目的で運営されています。

参照:障害者手帳で行こう!〜全国版〜|一般社団法人 シシン
参照:バリアフリー情報 〜全国版〜|一般社団法人 シシン
参照:障害者手帳でGO!割引情報サイト「そといこ」|(株)F&Pコーポレーション


4-3.そもそも障害者手帳を活用するかどうかは本人の意思に委ねられている

そもそも、障害者手帳の取得や割引・サービスを受けるかどうかは、本人の意思が尊重されています。

例えば、障害者手帳を提示したくない事情や場面があれば、割引は受けられませんが提示しなくても問題ありません。

また、障害者雇用を受ける際には障害者手帳が必要ですが、一般雇用への応募も可能です。

このように、障害者手帳を活用するかどうかはあくまで本人の意思に委ねられているので、今回紹介した割引やサービスを参考にしつつ、然るべき場面では提示して、より快適に活用していきましょう。

5.最後に

今回は、障害者手帳で受けられる割引やサービスについて解説してきました。

障害者手帳での割引やサービスは、障害者の社会参画を促進するためには欠かせない制度の一つです。

経済的な負担を減らすだけでなく、障害をお持ちの方の人生を豊かにできる可能性があります。

今後もさらに、障害者手帳が利用できる企業が増えていけばいいなと筆者は願っています。

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