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【2024年最新】車椅子利用者も楽しめるバリアフリーなキャンプ場なキャンプ場5選!

バリアフリーなキャンプ場


キャンプは、自然の中でのアクティビティを楽しむことができる、とても人気のレジャーです。しかし、車椅子利用者の方にとっては、キャンプ場へのアクセスや実際にキャンプを楽しむための障害が多いのは事実です。

一方で、バリアフリー対策が取れているキャンプ場を利用すれば、車椅子の方でも手軽にキャンプを楽しめます。


そこで今回は、車椅子利用者も安心して楽しめる、全国のバリアフリーキャンプ場を紹介したいと思います。

また、車椅子の方と一緒に楽しくキャンプへ行くために、気をつけるべき注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.車椅子利用者でもキャンプは楽しめるの?

自然の中で車椅子を利用しているシーン

結論から言えば、車椅子利用者でもキャンプを楽しむことができます。ただし、車椅子利用者がキャンプを安全に楽しむためには以下のような注意点があります。

・キャンプ場がバリアフリー化されているか
・車椅子利用者でも利用できるトイレがあるか
・万が一の場合でも、休めるスペースがあるか

上記のように、さまざまなことを想定してキャンプ場を選ぶ必要があります。当日に「こんなつもりじゃなかった」と後悔する前に、必ず確認をしておきましょう。

2.車椅子でも安心してキャンプが楽しめるキャンプ場5選!

キャンプ場で食事を楽しむシーン

ここでは、車椅子の方でも安心してキャンプを楽しむことができるキャンプ場を5選紹介します。

これから紹介するキャンプ場は、車椅子利用者はもちろん、その他の障害者やさまざまなニーズに応えてくれる夢のような場所です。

車椅子利用者ということでキャンプを諦めかけていた方は、この記事を見て願いを叶えて頂けたらと思います。

2-1.車椅子利用者も宿泊できるキャンプ場「プライベース河口湖」

山梨県にある「プライベース河口湖」は、車椅子の方でも快適にキャンプを楽しむことができる設備が用意されています。

車椅子でも移動可能な広いウッドデッキや、ウッドデッキまでのぼることができる緩やかなスロープもあります。また、キャンプ初心者でも利用できるように、キャンプ用具は無料貸し出しを行っているので安心です。

宿泊施設であるトレーラーハウスの中には、車椅子利用者が使えるシャワーやトイレはもちろん、床ずれ予防のエアーベッドや寝心地のよい電動ベットなども完備されているので、さまざまな障害に対応することができます。

夜間時にはトレーラーハウスなどに装飾されたイルミネーションが点灯するので、素敵な夜を味わうことができるでしょう。

また、車で10分圏内に大型スーパーやホームセンター、ドラッグストア、総合病院などもあるため、万が一の時でも安心して利用することができます。

実際に泊まった方のレポートを見ると、野外でのキャンプ状況もまとめてあり、とても参考になります。テントは到着時にすでに設置してくださっているようで、テントの中について、下記のように評価されていました。

4〜5人が横に並んで寝れる位のとっても広々としたスペースがあります。

引用元:富士山の麓で非日常なひと時を。〜PRI-BASE河口湖で過ごすNOMBIRIキャンプ〜|note

さらに、テントには手すりやホットカーペットが敷いてあり、どんな季節でも快適に過ごすことができるようになっているようです。

まさに、かゆい所に手が届くキャンプ場ではないでしょうか。

参照:プライベース河口湖


2-2.オーナーが来訪者の声を1つひとつ実現「グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場」

千葉県にある「グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場」は、都心から車で約90分で本格的なアウトドア体験ができるキャンプ場です。

竹林に囲まれたキャンプ場の入り口には、個性的な熊の置物が置かれているので、とてもわかりやすいです。

「1日3組以上の申込みで利用可能」という条件がありますが、大人700円、子供300円というリーズナブルな価格で天然の露天風呂とシャワーを使うことができます。

また、滑り止め付きのスロープや引き戸式のトイレドアもあり、トイレ内は車椅子が方向転換しやすい広さになっていています。

これらはオーナー自らが当事者から意見を聞いて改良を重ねたもので、アイディア満載の手作りのバリアフリー設備も魅力です。

大自然に囲まれた中でのBBQやキャンプは、障害者でも健常者でも、間違いなく楽しむことができるでしょう。

実際に泊まった方の口コミを確認すると、下記のように自然環境に関する評価も非常に高く、初心者だけでなく本格的なキャンプ体験をしたい上級者にもおすすめなキャンプ場でもあります。

・竹藪の日影が多いサイトだったので、涼しく過ごすことができました!

・竹林のサワサワした音と月明かりとランタンの明かりで幻想的なサイトでした。

・気温の割には竹林サイトの為か、それほど暑く感じなかったです。 夜には蛍もサイトで見られました。

引用元:グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場|なっぷ

参照:グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場|なっぷ
参照:BE-PAL|株式会社小学館


2-3.医療従事者がプロデュースと運営!全ての家族が楽しめるグランピング施設「Flat Glamping Nagasaki」

長崎県にある「Flat Glamping Nagasaki」は、「すべての人に旅行体験を。旅行をもっとFlatに。」をテーマに、ユニバーサルデザインとグランピングをかけ合わせた1日4組限定のプライベート施設です。

2023年12月にオープンし、バリアフリー設備はもちろん、国家資格である理学療法士の資格をもったスタッフさんが現地にいらっしゃるため、車椅子利用者でも安心して利用できるのが大きな特徴です。

宿泊施設はドームテント型になっていて、すべての部屋から大村湾の絶景を見ることができます。

ベッド柵や点滴スタンド、福祉用具もレンタルすることができるので、医療的ケアが必要な方でも安心して利用することができます。

小雨でも外で楽しめる屋根付きのBBQスペースがあったり、オストメイト対応のトイレがあったりと、誰ひとり取り残さないソーシャルインクルージョンな考えがあるグランピング施設です。

これからオープンする施設ではありますが、先行予約をするとオープン記念でオリジナルコースターのプレゼントがあります。

すべての家族が楽しめる「Flat Glamping Nagasaki」。1度は訪れてみたい次世代のグランピング施設の1つで間違いありません。

参照:Flat Glamping Nagasaki


2-4.大手アウトドアブランドが手がけるキャンプ場で自然を満喫!「スノーピーク都城キャンプフィールド」

日本が誇るアウトドアブランドとして有名なのが、スノーピークです。

スノーピークは、最近ではアパレル事業を展開していることで知られていますが、同時に全国にキャンプ場などの施設も手がけています。

宮崎県都城市に2024年にオープンしたスノーピーク都城キャンプフィールドは、霧島連峰などの雄大な山々に囲まれいて、て日本の滝100選にも選ばれた名である関之尾滝と甌穴群を眼前に望む、絶好のロケーションにあります。

都城市中心部から西に車で20分程度と近く、滝の近くに新たに展望所も設けられるなど観光スポットとしてもおすすめです。

大きくひらけたフリーサイトを筆頭として、開放的な川沿い空間が広がるなど、様々な宿泊体験を楽しめます。

キャンプ場としてのスペックも当然高く、高規格の水回り設備といったこだわりが詰まったキャンプフィールドが人気です。

キャンプ初心者やこども連れの方も安心して宿泊いただけるモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」やがあったり、車椅子の方でも利用可能な家族シャワーや浴室付のコテージなどもあります。

手ぶらでキャンプを楽しめる「手ぶらCAMPプラン」があるなど、誰でも気軽にふらっと立ち寄って利用できる手軽感が魅力的です。

参照:MIYAKONOJO Campfield|株式会社スノーピーク


2-5.​​プライベートコテージでキャンプ初心者でも安心して楽しめる「ドレッシーライフ あさひシーサイドコテージ」

ドレッシーライフ あさひシーサイドコテージは、JR総武本線 飯岡駅から車で10分程度の位置にあるレンタルコテージです。

千葉・九十九里浜・外房・旭市の海沿いにあり、コンテナハウスを2棟利用した施設となります。

ビーチ側コテージがSeaコテージ、ビーチライン側のコテージがSkyコテージと呼ばれ、それぞれに趣があります。

Seaコテージは車椅子対応トイレがあるので、車椅子利用者の方でも安心して利用可能です。

さらに、電動ベット仕様となっているので介助される方にも優しいコテージとなっています。

Skyコテージ3ではペット宿泊も可能となっており、ペットと一緒にキャンプを楽しむことが可能です。

海辺のサクラダファミリアとも呼ばれており、各施設は手作り感があります。

クラウドファンディングにより整備された施設となっており、荒天時や寒い季節でも安心して過ごすことができるエアコン付きコテージや、露天風呂、プール、低温テントサウナなどの施設も充実しています。

参照:あさひシーサイドコテージ dressy-life|dressy-life


3.車椅子利用者がキャンプやグランピングを楽しむ上での注意点

夜のグランピング風景

キャンプやグランピングを楽しむ上での注意点を、Ayumiのメンバーでもあり、当事者でもある赤石さんにインタビューをしました。

注意点を伺ってみると、序盤でご紹介した内容以外にも、

・医療的ケアや電動車椅子ユーザーにとって必須の電源が取れるかどうか
・トイレ情報(ユニバーサルシートの有無も含めて)
・貸出品などがあるか

などは事前に確認した方が良いとのことです。

さまざまな障害への対処や配慮が必要になるケースがあるため、ホームページの情報だけでなく、事前にキャンプ場や施設に連絡を取ることも必要になると思います。

また、キャンプやグランピングだけでなく海のレジャーにも興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。

参照:障害者でも楽しめるバリアフリーなマリンスポーツ・ビーチ・海のレジャーを紹介
参照:全国のユニバーサルビーチ6選!〜楽しむポイントや注意点を徹底解説〜


4.最後に

さまざまな障害があっても、健常者と同じようにキャンプやグランピングができる施設が増えていることに、調べていて驚きと嬉しさがありました。

特に最近では、大手アウトドアメーカーが自然の魅力を存分に活かした施設を誕生させるケースが増えています。

障害者であってもなくても、誰もが同じように、当たり前にアウトドアを楽しめる社会がさらに広まることを願っています。

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