【2024年最新】車椅子利用者も楽しめるバリアフリーなキャンプ場を紹介!


キャンプは、自然の中でのアクティビティを楽しむことができる、とても人気のレジャーです。しかし、車椅子利用者の方にとっては、キャンプ場へのアクセスや実際にキャンプを楽しむために多くのハードルがあります。

そこで今回は、車椅子利用者も安心して楽しめる、全国のバリアフリーキャンプ場を2024年最新版としてご紹介したいと思います。

また、車椅子の方と一緒に楽しくキャンプへ行くために、気をつけるべき注意点もまとめてみました。

1.車椅子利用者でもキャンプが楽しめるの?


結論から申し上げると、車椅子利用者でもキャンプを楽しむことができます。ただし、車椅子利用者がキャンプを安全に楽しむためには以下のような注意点があります。

・キャンプ場がバリアフリー化されているか
・車椅子利用者でも利用できるトイレがあるか
・万が一の場合でも、休めるスペースがあるか

上記のように、さまざまなことを想定してキャンプ場を選ぶ必要があります。当日に「こんなつもりじゃなかった」と後悔する前に、必ず確認をしておきましょう。

2.車椅子でも安心してキャンプが楽しめるキャンプ場を紹介!


これから紹介する3つのキャンプ場は、車椅子利用者はもちろん、その他の障害者やさまざまなニーズに応えてくれる夢のような場所です。キャンプを諦めかけていた方は、この記事を見て叶えて頂けたらと思います。

2-1.車椅子利用者も宿泊できるキャンプ場「プライベース河口湖」


山梨県にある「プライベース河口湖」は、車椅子の方でも快適にキャンプを楽しむことができる設備が用意されています。

車椅子でも移動可能な広いウッドデッキや、ウッドデッキまでのぼることができる緩やかなスロープもあります。また、キャンプ初心者でも利用できるように、キャンプ用具は無料貸し出しを行っているので安心です。

宿泊施設であるトレーラーハウスの中には、車椅子利用者が使えるシャワーやトイレはもちろんですが、床ずれ予防のエアーベッドや寝心地のよい電動ベットなども完備されているので、さまざまな障害に対応することができます。

夜間時にはトレーラーハウスなどに装飾されたイルミネーションが点灯するので、素敵な夜を味わうことができるでしょう。

また、車で10分圏内に大型スーパーやホームセンター、ドラッグストア、総合病院などもあるため、万が一の時でも安心して利用することができます。

実際に泊まった方のレポートを見ると、野外でのキャンプ状況もまとめてあり、とても参考になります。テントは到着時にすでに設置してくださっているようで、テントの中について、下記のように評価されていました。

4〜5人が横に並んで寝れる位のとっても広々としたスペースがあります。

引用元:富士山の麓で非日常なひと時を。〜PRI-BASE河口湖で過ごすNOMBIRIキャンプ〜|note

さらに、テントには手すりやホットカーペットが敷いてあり、どんな季節でも快適に過ごすことができるようになっているようです。

まさに、かゆい所に手が届くキャンプ場ではないでしょうか。

参照:プライベース河口湖
施設・設備紹介:https://www.pri-base.com/facility/
Q&A :https://www.pri-base.com/faq/

2-2.オーナーが来訪者の声を1つ1つ実現「グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場」


千葉県にある「グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場」は、都心から車で約90分で本格的なアウトドア体験ができるキャンプ場です。

竹林に囲まれたキャンプ場の入り口には、個性的な熊の置物が置かれているので、とてもわかりやすいです。

「1日3組以上の申込みで利用可能」という条件がありますが、大人700円、子供300円というリーズナブルな価格で天然の露天風呂とシャワーを使うことができます。

また、滑り止め付きのスロープや引き戸式のトイレドアもあり、トイレ内は車椅子が方向転換しやすい広さになっていています。

これらはオーナー自らが当事者から意見を聞いて改良を重ねたもので、アイディア満載の手作りのバリアフリー設備も魅力です。

大自然に囲まれた中でのBBQやキャンプは、障害者でも健常者でも、間違いなく楽しむことができるでしょう。

実際に泊まった方の口コミを確認すると、下記のように自然環境に関する評価も非常に高く、初心者だけでなく、リアルなキャンプ体験をしたい上級者にもおすすめなキャンプ場でもあります。

竹藪の日影が多いサイトだったので、涼しく過ごすことができました!

竹林のサワサワした音と月明かりとランタンの明かりで幻想的なサイトでした。

気温の割には竹林サイトの為か、それほど暑く感じなかったです。 夜には蛍もサイトで見られました。

引用元:グリーンファームおおたき戸田オートキャンプ場|なっぷ

参照:なっぷ
https://www.nap-camp.com/chiba/11936
参照:BE-PAL
https://www.bepal.net/archives/130179

2-3.医療従事者がプロデュースと運営!全ての家族が楽しめるグランピング施設「フラットグランピング長崎」


長崎県にある「フラットグランピング長崎」は、「すべての人に旅行体験を。旅行をもっとFlatに。」をテーマに、ユニバーサルデザインとグランピングをかけ合わせた1日4組限定のプライベート施設です。

2023年12月にオープン予定で、バリアフリー設備はもちろん、国家資格である理学療法士の資格をもったスタッフさんが現地にいらっしゃるため、車椅子利用者でも安心して利用できるのが大きな特徴です。

宿泊施設はドームテント型になっていて、すべての部屋から大村湾の絶景を見ることができます。

ベッド柵や点滴スタンド、福祉用具もレンタルすることができるので、医療的ケアが必要な方でも安心して利用することができます。

小雨でも外で楽しめる屋根付きのBBQスペースがあったり、オストメイト対応のトイレがあったりと、誰ひとり取り残さない、ソーシャルインクルージョンな考えがあるグランピング施設だと感じました。

これからオープンする施設ではありますが、先行予約をするとオープン記念でオリジナルコースターのプレゼントがあります。

すべての家族が楽しめる「フラットグランピング長崎」。1度は訪れてみたい次世代のグランピング施設の1つで間違いありません。

参照:Flat Glamping Nagasaki
https://flat-nagasaki.com/
参照:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000019614.html

3.キャンプやグランピングを楽しむ上での注意点

キャンプやグランピングを楽しむ上での注意点を、Ayumiのメンバーでもあり、当事者でもある赤石さんにインタビューをしました。

注意点を伺ってみると、序盤でご紹介した内容以外にも、

・医療的ケアや電動車椅子ユーザーにとって必須の電源が取れるかどうか
・トイレ情報(ユニバーサルシートの有無も含めて)
・貸出品などがあるか

などは事前に確認した方が良いとのことです。

さまざまな障害への対処や配慮が必要になるケースがあるため、ホームページの情報だけでなく、事前にキャンプ場や施設に連絡を取ることも必要になると思います。

4.最後に


さまざまな障害があっても、健常者と同じようにキャンプやグランピングができる施設が増えていることに、調べていて驚きと嬉しさがありました。

障害者であってもなくても、誰もが同じように、当たり前にアウトドアを楽しめる社会がさらに広まることを願っています。

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