今回は調理器具に関するライフハック記事です。
日常に欠かせないものの、手先を多く使う調理ですが、さまざまな理由で、身体が思うように動かず、料理から距離を置いている方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな方をサポートしてくれるユニバーサルデザインな調理器具を4つご紹介します。
1.らくらくオープナー

瓶のフタが開かない、なんてことありますよね?
この商品を使えば、少ない力で開けることが可能になります。使い方は商品の裏面フタに差し込み、反時計回りに回すだけです。また缶やペットボトルなどマルチに対応しており、障害者のほか、力の弱い子どもや高齢者にとっても便利なキッチン雑貨です。
2.タテ型ピーラー

次に紹介するのは、欧米ではすでに広く使われている、タテに刃がついたピーラーです。
手前から押し出すように使うと軽い力で刃がすべり、簡単に皮がむけます。包丁のように使えるため、リンゴやじゃがいもといった丸い食材も、きれいな仕上がりになります。
また親指で食材を押さえながら、刃をすべらせれば、片手で使うことも可能です。柔らかい素材でフィットしやすいグリップが、さらに手の負担を軽減してくれます。
3.ワンハンド調理板

片手だけでの料理はできない、なんて思っていませんか?
こちらの商品は、片手で調理される方向けにデザインされたまな板です。釘やコーナーがついており、野菜やお肉は釘に刺して、パンなどの柔らかい食材はコーナーで固定し作業が可能です。
参照:「ワンハンド調理板2」アビリティーズ・ケアネット株式会社
4.UDグリップ包丁

ハンドル部分が上向きと下向きの2つの方向に付け替えできる上、角度が任意に設定できるユニバーサルデザインな包丁です。テコの原理で包丁に力を伝えやすく、手首の負担軽減にもつながります。
参照:「UDグリップ包丁(両手用)」アビリティーズ・ケアネット株式会社
5.最後に
今回のユニバーサルデザインな調理器具に関するライフハック記事はいかがでしたか。
他にも、たくさんのバリアフリーな商品があります。これまで「できない」と思っていたことが、これらの商品を使い「できる」へ変わるかもしれません。
また、食は生きていくためだけに必要なものではなく、家族や友人とおいしいご飯を食べるといった楽しみの側面もあります。
この記事をきっかけに、料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?