続編-障害福祉・社会福祉法人の闇

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以前、就労支援にも関わる障害福祉・社会福祉法人についての記事を書いていますがその続編です。

「障害福祉・社会福祉法人の闇」の記事はこちらからも確認できます。この記事では社会福祉法人の概要や特徴、何故闇があると言われてしまうのか。その所以について記載しています。

1.「人のためになりたい」と願う従業員を搾取する者たち

事業所で働く従業員は。就労継続支援事業所の利用者に対して心の底から力になりたいと思っている方の方が多く、だからこそ現場の方々は続けられるのだと考えます。

「人の役に立ちたい」「人のためになりたい」そういった清く高尚な考えを持っているからこそ、現場の方々は日々事業所にくる方の事を考えています。一方で少数である事を願いますが、経営陣・運営陣と共謀して(または脅されて)、利益の為に働いている人もいるのが現状です。

今まで記載してきた内容も含めてですが、就労継続支援B型で働く人達も年間の工賃額が65万円を越えれば、税法上、雑所得として確定申告(税金を納める)必要があります。雑所得は税法上一番、税金で徴収が出来る区分となっています。※工賃の概念・特徴についてはこちらを参照ください。

Ayumiからの観点ですが、国・政府からすると、税金で支援しているので、その分税金で納めてくださいねという見方もする事が出来ます。

2.社会福祉法人・就労継続支援事業所の悪しき行いとは?

悪しき就労継続支援事業所では、確固たる事業理念等が無いにもかかわらず設立するケース。設備投資をせず、知識や経験の乏しい職員を集めた上で、その人件費を切り詰め、障害者には希望を問わず一律短時間(1〜5時間程度)で適当に仕事をしてもらうケースもあります。

場合によっては、利用者に通所させて特に何もさせずに短時間だけ事業所内にいてもらうケースもあります。事業収入は障害者への給与の半分にも満たずとも、障害福祉サービス給付費や特定求職者雇用開発助成金(特開金)から障害者への最低賃金や工賃などを払い、残りを利益にするといった手法です。

酷いケースだと、特開金の受給が終わると利用者を辞めさせて、新たな利用者を入れて特開金の受給を繰り返す事例もあります。

就労継続支援A型・B型事業所は、サービス管理責任者や生活支援員といった福祉の専門員の雇用となっています。技術指導を行う職業指導員の配置も必要(A型は必須)です。事務所を置くテナント料・設備費用も必要です。また、営業に関わる販管費も必要です。

こうした事業所運営のための予算として、障害者1人に対して1日約6,000円の給付金が出されています。20人雇用すれば、月の稼働日が22日だとすると、休む人がいることを考慮しても月額約250万円になります。

給付金は労働時間に比例せず一律で支給されるため、障害者が事業所に1分出所しただけでも、約6000円が支給されるのです。そのため、なかには、給付金目当てに、障害者の人数だけを抱えこみ、就労の実態はないというような事業所も出てきています。

営業をして新たな仕事を取ってこようという発想になりませんし、メンバーを成長させる必要もなくなるからです。障害者個々人の能力や適性やビジョンなどを考えずに、事業所に入居させ囲い込んでしまえば収益モデルができてしまうのです。

3.就労継続支援A型の事業所の一部では何が起きている?

就労継続支援A型に関して言えば、仕事のない(もしくは少ない)A型事業所で利用者の方が、何もしなくてただそこに居るだけで最低賃金のお給料が必ず貰えます。

真っ当に真面目に事業所を運営している所は、毎日お客様からいただいたお仕事をきっちりこなしても時給は同じというのが現状です。正直者が馬鹿を見る仕組みが生まれてしまっていると考えます。

4.就労継続支援B型の事業所の一部では何が起きている?

就労継続支援B型に関して言えば、工賃の発生は成果報酬であることが多いです。

実際にあったケースですが、100本のボールペンを100円で受け入れて、その日に通所した方々で作業が万が一終わらなかった場合、誰がやるのか。従業員です。

しかも残業代が出ない事が往々にしてあるとのことです。やりがい搾取も甚だしいですね。障害者の雇用問題以前に雇用をすることへの愚行・意識の低さが伺えます。

こういった事から世間では、「障害者から搾取している」「利益目的で介入している」「障害者を金の成る木だとしか思っていない」と言われてしまう現状があり、真面目にサービスを提供している事業所が苦しむ構図が出来上がってしまっています。

参照:10回転職した男が語る「障害者福祉」の深い闇

5.最後に

残念ながら、Ayumiはこのような悪しき社会福祉法人・就労支援事業所を無くすこと困難だと考えています。国・政治が根深く関わっており、時間がかかってしまうものだと考えています。ですが少なくすることは出来ると考えています。

人それぞれの価値を正当に評価される。障害があるからこそ価値がある。障害者にしか発揮出来ない価値がある。そんな社会を創っていきたいと考え、「バリアフリー認証をもとにした集客支援サービス」を提供しています。

「人生の選択肢を増やし、平等な機会を創る」というビジョンを持って活動をしています。Ayumiはどんな活動をしているの?と少しでも気にしてくださった方はこちらをご覧ください。

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