旅行/観光 障害者でも楽しめるバリアフリーなマリンスポーツ・ビーチ・海のレジャーを紹介

障害者でも楽しめるバリアフリーなマリンスポーツ・ビーチ・海のレジャーを紹介

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車椅子の方でも、海やビーチで楽しく過ごせるマリンスポーツやレジャーはたくさんあります。

今回は、車椅子の方でも楽しめるバリアフリーなマリンスポーツ・ビーチ・海のレジャーをご紹介していきます。

Ayumiでは、過去の記事でも全国でバリアフリービーチ5選!〜誰でも海をおもいっきり楽しもう〜というテーマで紹介をしているので、気になる方はこちらから記事を読んでください!

1.車椅子でもマリンスポーツやビーチ遊びを楽しめるの?

悩む人

全国では車椅子でも、マリンスポーツやビーチ遊びを楽しめる場所はたくさんあります。どの施設も、様々な工夫やアイディアで、障害者でも安心して楽しめるような空間です。

夏になると、全国から障害を持った方がその施設に訪れ、リピーターも含め多くの利用者に喜ばれています。

2.マリンスポーツを楽しめるバリアフリーな専門施設「ゼログラヴィティ」

ゼログラヴィティは、鹿児島県奄美大島にある障害者が安心してマリンスポーツを楽しめる専門施設です。

オーナーの「車椅子の方にもダイビングの浮遊感を楽しんでほしい」という思いで作られたゼログラヴィティは、安心のバリアフリー設計で、ダイビング、スノーケリング、SUP、バナナボートなどのマリンスポーツを体験することができ、毎年多くのユーザーが利用しています。

夏だけではなく、1~3月にはホエールウォッチも実施され、クジラを間近で見る貴重な瞬間を味わうこともできます。

施設内のプールでは、遊ぶことはもちろん、ダイビングやスノーケリングをする際、海に行く前に練習することもできます。夜にはライトアップもされるので、違った雰囲気で楽しむことも可能です。

アクティビティには、専属のスタッフやインストラクターがついて丁寧に指導してくれるので、初めての方でも安心して楽しむことができます。

また、ゼログラヴィティでは宿泊施設も併設されているので、ゆっくりと奄美大島の海を満喫することができます。アクティビティだけではなく、クルージングもあるので、海の上でも海の中でも楽しめる施設となっています。

参照:奄美大島 ゼログラヴィティ「清水ヴィラ」


3.車椅子でも海水浴を楽しめる「ユニバーサルビーチ」

ここまで、車椅子や障害者でも安心して楽しめる施設をお伝えしてきました。ここからは、車椅子や障害者でも楽しめるユニバーサルビーチについてご紹介します。

どこにあって、どのようにビーチや自然を楽しめることができるのか詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。

3-1.ユニバーサルビーチとは?

車椅子で海に行くと、車輪が砂にはまってしまったり、海に入ることができないと思っていたり、安心して楽しめないという観点から海に行くことを諦めてしまう車椅子の方や障害者、またそのご家族が多くいます。

ユニバーサルビーチは、車椅子の方はもちろん、高齢者や小さなお子様連れのご家族でも海水浴を楽しめるようにバリアフリー化されたビーチなので、思う存分楽しむことができます。

例えば、砂浜にビーチマットという長いシートを敷くことで、車椅子の方も小さな子をベビーカーに乗せたままでもその上を進めるようになっています。

また、水陸両用のヒッポキャンプというアウトドア用車椅子もあるので、海に入って楽しむこともできます。

ユニバーサルビーチには、障害者も無料で使用できる更衣室や多目的トイレなどもあるので、安心してご利用いただけます。

3-2.ユニバーサルビーチと呼ばれる海水浴は全国に24都道府県にある?

ユニバーサルビーチは日本全国に広がりつつあります。2022年8月時点で24都道府県30のビーチで導入され、全国の半数以上の都道府県で楽しめるようになり、より身近なスポットになりました。

しかし、ビーチマットや水陸両用車椅子の準備にかかる導入コストや、欧米と比較した際に日本では常駐しているライフセイバーが少ないため、安全性の確保が難しい点など、導入への課題も多いユニバーサルビーチ。

そんな課題と向き合い、ユニバーサルビーチの導入に取り組んでいるのがNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトです。導入コストを一部負担し、全国の海のユニバーサル化の拡大を目指しています。

参照:海のバリアフリー化の課題「導入コスト」を一部負担。“日本全国ユニバーサルビーチ化計画”をスタート|PR TIMES


4.沖縄の海・絶景を空中から堪能できる「モーターパラグライダー」

風に乗り、海上を飛ぶ解放感を味わえるのが醍醐味のパラグライダー。モーターが付いたモーターパラグライダーは、沖縄で人気のアクティビティです。

プロペラ付きのエンジンを背負ったパラグライダーで、平地から離陸して空を飛ぶことができるスカイスポーツで、車椅子の方でも、専用の機材を使用して空を飛ぶことができます。

車椅子の方がパラグライダーを離陸させる際、操縦士が車椅子ユーザーの移乗を助け、操縦士と共にフライトします。常に安全に飛行ができるようにサポートしてくれるので、安心して楽しむことができます。モーターパラグライダーは、沖縄の海やビーチを一望できる絶好のアクティビティですので、沖縄の美しい景色を空中から堪能してみませんか?

参照:ブルースカイ沖縄|スカイスポーツプランニング ブルースカイ


5.マリンスポーツ・ビーチを楽しむ上での注意点

車椅子でマリンスポーツ・ビーチを楽しむ際には、いくつか注意点があります。

・事前に施設に確認する
・体調を整える
・日焼け対策をする
・無理をしない

マリンスポーツ・ビーチは、楽しいですが危険も伴います。事前に車椅子での利用が可能か施設に確認し、体調を整えてから楽しむようにしましょう。

また、日焼け対策を行い、少しでも体調が悪い場合は無理をしないようにしましょう。

6.最後に

これから夏本番を迎え、暑さをしのげる海やビーチを本格的に楽しめる時期が到来します。今回ご紹介した、車椅子で利用できる施設やバリアフリーなビーチ・アクティビティが、夏を堪能できるものになれば幸いです。

マリンスポーツを楽んだあとのことを想定したホテルや旅館探しも大切ですよね。東横INのハートフルルームは全国に展開しているバリアフリー対策が充実しているホテルです。こちらの記事をご覧いただき、より快適な時間を過ごせることを願っています。

ぜひあなたも、海やビーチで思い切り遊んで、楽しい思い出を作ってください。

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