【車椅子ユーザー必見】旅行前に用意しておきたい便利グッズ5選!日常生活でも使えます!

旅行先で景色を眺める車椅子利用者

旅行は楽しいものですが、車椅子ユーザーにとっては、移動や観光地でのアクセスなど、さまざまなシーンでの小さな悩みがつきものです。

今回は、車椅子ユーザーが安心して旅行を楽しむための持ち運びやすい便利グッズを5つご紹介します。

これからご紹介するアイテムは、旅行だけではなく日常生活の困りごとを解決してくれるものが多いので、旅行をあまりしない方にもおすすめです。

ぜひ、最後までチェックしてみてください。

1.車椅子ユーザーが安心して旅行を楽しめる必携の観光グッズ5選

おすすめと書かれた付箋

1-1.届かない!を解決する折りたたみできるマジックハンド

車椅子ユーザーの方にとって、手が届かない場所や遠くのものを取るという動きは大きなストレスになることがあります。

旅行では、観光スポットや飲食店など、いろいろな場所に行くことになりますが、そのすべての場所・設備がバリアフリー化されているケースは少ないかもしれません。

マジックハンドを持っていると、取りたいもの・拾いたいものに届く範囲が大きく広がります。しかし、一般的に長さが50〜80cmほどあるので、そのままでは持ち歩きにくいという点がデメリットでした。

折りたたみができるタイプのマジックハンドは、コンパクトなサイズに折りたたむことができ、どこにでも持っていくことができるため、旅行にもぴったりです。

折りたたみマジックハン​​ドは、使いやすさを追求した設計がされたものが多く、ワンタッチで開閉できる機能や、手になじむグリップ形状など、車椅子ユーザーがストレスなく使用できるよう工夫されています。

旅行時だけでなく、洗濯や入浴時などでも大活躍する折りたたみマジックハン​​ドは、日常生活で使っても大変便利なので、お持ちでない方はぜひ検討してみてください!

1-2.小物入れにもなるアンダーネット

車椅子に乗っている間は、手が塞がるような荷物を持つことは難しいため、貴重品や小物をすぐに出し入れできる収納スペースが不可欠になると思います。

アンダーネットは、車椅子の座面下の部分に取り付けられるもので、旅行中なるべく手元に置いておきたい荷物を入れておくことができるため、非常に便利です。

収納スペースが大容量である点も魅力で、携帯電話や財布、水分補給のためのペットボトル、地図など、さまざまな小物をまとめて収納できます。

こちらのアンダーネットも、旅行だけでなく日常生活でも大活躍するでしょう。ショッピング時に購入品を入れたり、通院時には書類をまとめて入れたりと、あらゆるシーンで生活を支えてくれる便利グッズになるはずです。

背面に取り付けるタイプのリュックやカバンを使っていて、小物を取り出すのに時間がかかってしまう方などは、ぜひ旅行や日常生活に取り入れてみてください。

参照:車いす用 アンダーネット|介護用品卸センター


1-3.ペットボトルを楽に開けられる!プルトップ・ペットボトルオープナー

車椅子ユーザーの方や身体が不自由な方にとって、ペットボトルのキャップを開けることが難しいことがあります。

そんな時は、軽い力でペットボトルを開けることができる「プルトップ・ペットボトルオープナー」が手助けをしてくれます。

プルトップ・ペットボトルオープナーは、てこの原理を活用して、ペットボトルのキャップを開けることができるアイテムです。特殊な形状がキャップをしっかりホールドしてくれるため、キャップは握らずにオープナーを回すだけで開けられます。

また、プルトップ・ペットボトルオープナーは、軽量でコンパクトなため、持ち運びにとても便利です。ポケットやバッグに入れておけば、いつでもどこでも使うことが可能です。

旅行中の水分補給をスムーズに行えるだけでなく、日常生活でも大活躍するはずなので、ぜひ取り入れてみてください。

参照:プルトップ・ペットボトルオープナー|【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア


1-4.急な雨の対策に、車椅子でも使えるオシャレなレインコート

「旅行先の天気予報は1日晴れだったのに、急に大雨が降ってきた」というケースは、多くの方が経験したことがあるかと思います。車椅子ユーザーの方に限らず、雨具は旅行時の必須アイテムだといえるでしょう。

とくに、体温調整が難しい方は、雨に濡れることで体調を崩してしまうこともあります。旅行中は、できるだけ雨に濡れることなく楽しく過ごしたいですよね。

レインコートは、雨で体が濡れるのを防ぐだけでなく、風よけや寒さ対策などにも使うことができるのも良いところです。

車椅子用のレインコートは、通常のレインコートとは異なり、広い袖や長めの裾など、車椅子に特化した設計が施されていて、短時間で簡単に装着することができます。

また、折りたたんでコンパクトに収納できるので持ち運びやすく、旅行中だけでなく、通勤や通学、買い物など、日常生活でも便利に活用できるでしょう。

車椅子用レインコートは、デザイン性と機能性を兼ね備えているものが多く、オシャレで目を引くものもたくさんありますので、ぜひお好きなデザインのものを探してみてください!

Ayumiの記事でも、バリアフリーなレインコートとポンチョを詳しく紹介していますので、ご興味のある方はこちらからご覧ください。

1-5.長距離移動で空気が抜けても大丈夫!電動空気入れ

車椅子ユーザーにとって、長距離移動でタイヤの空気が抜けるのは大変な悩みです。「もし今空気が抜けてしまったらどうしよう」という心配をしてしまって、旅行を心から楽しめないこともあるかもしれません。

そんなお悩みを解決するアイテムとして、電動空気入れがあります。

電動空気入れの大きな特徴は、簡単にタイヤの空気圧が調整できる点です。空気圧を事前に設定することができ、自動停止機能が付いているタイプのものは、より安全に空気をいれることができます。

また、電動空気入れは、軽量でコンパクトなデザインが多く、コードレスタイプの物もあるため、持ち運びに便利です。旅行で長距離移動をしている最中に空気圧の低下が起こったとしても、手軽にスピーディに対処できるため、快適で安心な旅行を実現できます。

車椅子ユーザーにとって、安心を与えてくれる電動空気入れは、旅行や観光だけでなく普段の生活でも非常に役立つアイテムです。

電動空気入れの詳細を知りたい方は、こちらからAyumiの記事を読むことができます。

ぜひ、電動空気入れを手に入れて、安心して長距離移動を楽しんでください。

2.車椅子ユーザーが旅行や観光をする前にしておきたいこと

旅行の荷物を詰めたスーツケース

車椅子ユーザーが旅行や観光をする前には、以下のようなポイントをふまえて準備をすることをおすすめします。

・行先のバリアフリー情報や車椅子対応の施設、交通機関などを事前に調べておく。
・車椅子対応の部屋やサービスがあるか事前に確認し、必要であれば予約をする。
・車椅子用グッズや薬、替えの衣類などをリスト化し、忘れ物がないよう準備する。
・旅行前に、車椅子のタイヤの空気圧やネジの締め付け状態などを確認しておく。
・身分証明書や保険証、病歴書などの必要書類を用意して、万が一の事態に備える。
・救急品や予備のバッテリーなど、エマージェンシーキットを作成する。
・困ったときに連絡できる緊急連絡先や宿泊先、観光施設の連絡先を確認しておく。


これらの準備を行うことで、車椅子ユーザーが旅行や観光をより安心して楽しむことができます。事前準備をしっかり行い、快適な旅行をお楽しみください。

3.観光で使った便利グッズを日常生活でも活用しよう!

今回ご紹介した便利グッズは、車椅子ユーザーの方がおくる日常生活においても大変役立つことがお分かりいただけたかと思います。

折り畳みマジックハンドやアンダーネットについては、日常生活でのお買い物や通院、ご自宅での家事にも活用できます。

車椅子で使えるレインコート・電動空気入れは、近所におでかけする場合でも持ち歩いていたほうが安心して過ごすことができるでしょう。

「旅行のためだけに購入するのは気が引ける」という方もいらっしゃるかと思いますが、日常でも活かせるシーンがないかを考えてみると、意外な部分で困りごとを解決してくれるかもしれません。

どちらでも活用できると思えた場合は、ぜひご購入を検討してみてください!

Ayumiでは、旅行に限らず日常生活の質を向上させられる便利グッズも紹介していますので、興味をお持ちの方は、ぜひ「サービス/商品紹介」の記事をご覧いただけると嬉しいです。

4.最後に

今回ご紹介した5つの便利グッズは、車椅子ユーザーの方の旅行を快適で安心できるものにするだけでなく、日常生活の質を上げるグッズにもなってくれます。 

「折りたたみマジックハン​​ド」「車椅子用レインコート」などのキーワードでネット検索をしてみると、さまざまなタイプやデザインの商品が出てくるはずなので、あなたのお気に入りのアイテムを探してみてくださいね。

少しずつではありますが、旅行における行動制限も緩和されつつあります。ぜひ、これらのアイテムを取り入れて、快適な旅行と日常生活を楽しんでください。

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