旅行/観光 【関西版】車椅子でも楽しめる!バリアフリー対応しているテーマパーク・遊園地6選

【関西版】車椅子でも楽しめる!バリアフリー対応しているテーマパーク・遊園地6選

テーマパークの観覧車とメリーゴーランド

関西地域はテーマパークや遊園地が充実している地域として知られています。

身体的な制約を持つ方や障害を抱える方々も、思い出に残るエンターテイメントとアドベンチャーを経験したいですよね。

関西のバリアフリー遊園地は、バリアフリーな施設やサービスの充実度において優れていて、誰もが自由に楽しむことができる環境が整っている場所も多いです。

今回は、関西地域の魅力的なバリアフリー遊園地についてご紹介していきましょう。

1.関西にある車椅子でも楽しめるバリアフリーなテーマパーク・遊園地6選

​​1-1.関西最大級!豊かな自然の中で動物たちと触れ合えるテーマパーク「ワールド牧場」

牧場で近寄ってきている3頭のヤギ

ワールド牧場は、関西地域にある人気のバリアフリーなテーマパークの一つです。

ワールド牧場は、大阪府の南部に位置し、広大な敷地内には様々な牧場体験やアクティビティが楽しめる施設です。

バリアフリーな環境を重視しており、車椅子やベビーカーの利用者にも快適に楽しんでもらえるように工夫されています。

広い敷地内は、スロープが整備されているので、車椅子やベビーカーの移動もスムーズです。

ワールド牧場では、動物との触れ合いや餌やり体験ができる「牧場体験ゾーン」があります。

ヤギや羊、ウサギ、ポニーなどの可愛らしい動物たちとふれあいながら、自然とのふれあいも楽しむことができます。

さらに、敷地内には広大な芝生広場やBBQ施設、バリアフリーな遊び場や無料休憩スペースも整備されており、誰もが快適に遊ぶことができるでしょう。

ワールド牧場は、関西地域でバリアフリーな遊園地を探している方々にとって、楽しい体験と思い出作りの場になります。

参照:ワールド牧場|有限会社ワールド牧場



1-2.レゴ®ブロックの楽しさを堪能できるアトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター」

カラフルなレゴブロック

レゴランド®・ディスカバリー・センター大阪は、レゴブロックを使ったさまざまなアクティビティや、エンターテイメントを提供しているテーマパークです。

こちらの施設は、バリアフリーの配慮が行き届いていて、車椅子やベビーカーの利用者にとってもアクセスしやすい施設となっています。

入口や各エリアにはバリアフリー導線が確保され、車椅子の利用者やベビーカーを押す親子連れも快適に移動できます。

レゴランド・ディスカバリー・センター大阪では、創造力を発揮し、楽しみながら学べる体験が魅力的です。

たとえば、大規模なレゴブロックの展示や、ミニランドと呼ばれるレゴブロックで作られたミニチュアの街並みジオラマなどでは、驚くほど精巧な作品を見ることができます。

また、ワークショップやレゴレーサーの作成、4Dシネマなど、さまざまなアクティビティも楽しめます。

さらに、施設内にはカフェや休憩スペースも完備されており、バリアフリーなトイレも設置されているため、車椅子でも快適に過ごすことができるでしょう。

ただ、障害者の方は施設内のアトラクション、ライド、4Dシネマ利用時に注意が必要なケースがあるため、来場する前に問い合わせておくことをおすすめします。

参照:​​【公式】レゴランド®・ディスカバリー・センター大阪|マーリン・エンターテイメンツ



1-3.パンダの繁殖実績が日本一の動物園!「アドベンチャーワールド」

動物園でくつろいでいるパンダ

​​アドベンチャーワールドは、和歌山県白浜町に位置する大型の動物園であり、ジャイアントパンダの繁殖実績や飼育数が多いことで有名です。現在は、上野動物園と同じく4頭のジャイアントパンダを見ることができます。(2023年6月時点)

こちらの施設では、車椅子やベビーカーの利用者もスムーズに移動できるようになっており、施設内にはバリアフリーなエレベーターやスロープ、広い通路などが整備されています。

また、公式ホームページにはバリアフリーガイドも掲載されているため、より詳細なバリアフリー情報を知ることができるでしょう。

参照:バリアフリーガイド|アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドには、さまざまなテーマゾーンやアトラクションがあります。

たとえば、マリンワールドのアニマルランドでは、アシカをはじめとするたくさんの動物たちが繰り広げるコミカルな公演「アニマルアクション」が楽しめます。

また、サファリワールドエリアでは、バスやジープなどの乗り物でのサファリ体験や、さまざまな動物たちとのふれあいが人気です。

このように、アドベンチャーワールドには、バリアフリー設備やアトラクションが充実しているので、ご家族連れや友人同士で訪れると、きっと思い出に残る体験となることでしょう。

参照:アドベンチャーワールド|株式会社アワーズ(AWS CO.,LTD)



1-4.エネルギーについて学べる知育体験型テーマパーク!「白浜エネルギーランド」

白浜エネルギーランドは、和歌山県白浜町に位置するエコテーマパークで、持続可能なエネルギーに関する学びと体験を提供している施設です。

白浜エネルギーランドは、段差や床が斜めになっているアトラクションが多いですが、車椅子やベビーカーの利用者も楽しめるものもありますので、ご紹介していきます。

車椅子のまま楽しめるアトラクションやエリアは、以下の5つです。

  • 太陽の街
  • 映像ホール
  • ジュラシックツアー
  • 足つぼ足湯
  • 展望レストラン



下記は公式テーマソングの動画ですが、ランド全体を上から見た様子や、入り口からの順路の一部が映っていてイメージしやすいので、遊びに行く前にはぜひ1度見てみてください。

参照:白浜エネルギーランド|白浜エネルギーランド テーマソング「地球は僕らの宝物」古家学


白浜エネルギーランドでは、さまざまなエネルギーに関する展示や体験を通して「目に見えないエネルギーとは何なのか?」を学ぶことができます。

たとえば、驚き映像エリアでは、再生可能エネルギーや省エネルギーについて学ぶことができ、太陽光発電や風力発電の仕組みを理解したり、実際に体験したりすることが可能です。

また、展望レストランでは白良浜を一望​​できるので、綺麗な景色を眺めながら食事を楽しむことができるでしょう。

展望レストランまでの通常の順路は階段のみですが、ジュラシックツアー出口にある売店コーナーのスタッフさんに声をかけると、スロープのある逆順路に案内してくれるため、車椅子のままで利用することができます。

参照:白浜エネルギーランド|白浜エネルギーランド株式会社


1-5.映画やドラマのリアルな時代劇の世界を体験できるテーマパーク「東映太秦映画村」

東映太秦映画村は、京都市右京区にある人気の映画テーマパークです。

ここでは、日本の映画や時代劇の世界を体験することができ、まるで時代劇の中に入り込んだような雰囲気を味わうことができます。

東映太秦映画村では、歴史的な建物などが再現されており、実際に映画やドラマが撮影されたロケ地を巡りながら、映画の世界に没入することができます。

さらに、時代劇のショーを観ることができたり、忍者や侍の修行体験ができたりと、さまざまなエンターテイメントやアクティビティも魅力です。

撮影体験コーナーでは、映画の撮影風景を体験することができ、自分自身が役者になったような気持ちを味わえます。

公式Twitterでは、最近撮影された映画やドラマの紹介もされているので、遊びに行く前にチェックしてみると、より面白いかもしれません。

https://twitter.com/kachinta/status/1653973918980640768

バリアフリーな施設としての配慮もされていて、車椅子やベビーカーの利用者向けのバリアフリールートやエレベーターなどが設置されています。

バリアフリートイレも一部の施設に設置されており、障害者の利便性も考慮されているのもポイントです。

参照:東映太秦映画村|株式会社東映京都スタジオ



1-6.人気アニメの世界観を五感で楽しむ最新テクノロジーアトラクション!「ニジゲンノモリ」

ニジゲンノモリは、兵庫県立淡路島公園内にある、クールジャパン×自然×テクノロジーの融合をコンセプトにした新感覚テーマパークです。

これまでは画面上や紙面で楽しむことが多かったアニメや漫画を、さまざまなアトラクションで五感を使って作品に没入して楽しめる施設として誕生しました。

ニジゲンノモリは、昼と夜で内容が異なるアトラクションもあり、アクティビティで体を動かすものから、最新のテクノロジーを駆使した幻想的な二次元の世界の体験できるものまで、幅広く用意されています。

たとえば、大人気の「ゴジラ迎撃作戦」のアトラクションである「ジップライン」を車椅子で体験することは難しいですが、「プレシアター」と「ゴジラミュージアム」は車椅子のままで楽しめます。

参照:参照:NIJIGEN NO MORIニジゲンノモリ|【公式】『ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~ 』英語字幕版


乗車できるアトラクションは限られているものの、パーク内は東京ドーム約28個分の広大な敷地で、アニメの展示などをスムーズに見て回れるように、通路はバリアフリーに整備されています。

また、障害者専用の駐車場(C駐車場)もあるので、利便性の高さも魅力です。

参照:【公式】ニジゲンノモリ|株式会社ニジゲンノモリ



2.​​車椅子で遊園地・テーマパークをより楽しむためのポイント


2-1.障害者手帳を活用してお得に楽しむ

遊園地やテーマパークなどの入場料は、障害者手帳を提示すると半額や無料といった割引を受けられることがほとんどです。

今回紹介した施設については、ニジゲンノモリを除いた5箇所で割引が受けることができます。(2023年6月現在)

障害者割引は「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」のいずれかを提示することで適用される場合が多く、同伴者や介助者も割引の対象になることもあります。

障害者手帳による割引率は、各施設によって異なるので、公式ホームページで事前にチェックしておくのがおすすめです。

また、当日に障害者手帳を忘れないように持参しましょう。



2-2.バリアフリーのモデルコースを考えてみる

旅行や観光においてモデルコースを考えることは、旅の楽しみを広げてくれます。

また、障害者にとっては、できるだけバリアを感じない旅行にすることにも繋がるでしょう。

モデルコースを考える際には、テーマパークの公式サイトのマップを参考にしたり、旅行会社に相談してみたりするのもおすすめです。

ぜひ、自分に合ったモデルコースを考えて、観光や旅の楽しみのひとつとして計画を進めてみてはいかがでしょうか?

その他にも、テーマパーク・遊園地を楽しむためのポイントを関東版でもご紹介していますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。



3.最後に

今回は、関西にあるバリアフリーなテーマパーク・遊園地を6つご紹介してきました。

関西には、バリアフリーで車椅子でもバリアを感じさせることなく、快適に遊べるスポットがあります。またお得に遊ぶためにミライロIDの利用もおすすめします。割引対象となるかどうかも含めてこちらの記事をチェックしてみてください。

車椅子ユーザーだからといって、外出や遊びをためらう必要は全くありません。
筆者は、こうしたバリアフリーに配慮した施設がさらに増えていくことは、障害者の社会参加をさらに促進することに繋がると感じました。

テーマパークや遊園地を楽んだあとのことを想定したホテル探しも大切ですよね。東横INのハートフルルームは全国に展開しているバリアフリー対策が充実しているホテルです。こちらの記事をご覧いただき、より快適な時間を過ごせることを願っています。

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